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『トヨタファンカーゴX 感想文』の口コミ

  • トヨタファンカーゴX 感想文

    総合評価:10点満点中6点

    投稿日:2018年9月9日

    投稿者:ノイマイヤー さん

    乗車形式:その他

    メーカー・モデル:トヨタ ファンカーゴ
    グレード:1.3X (1999年式)

    総評
    携帯空間の早口CMで一世を風靡したファンカーゴの初期モデルに試乗する機会に恵まれた。

    見た目はルノーカングーやシトロエンベルランゴのようなフルゴネットタイプ。欧州メークに対して初めてトヨタが挑戦したと言えるNBC(ニューベーシックカー)の一つ。

    試乗グレードは1.3X。本体価格129万円であった。最廉価の無塗装バンパー、タコ無しのJグレードが124万円だったので、大変お買い得な価格設定といえる。

    当時、随分と町でよく見かけたものだが、乗ってみればその理由がよく分かる。第一に広い。頭上空間が広大で圧迫感が無い。第二に、アップライトな運転姿勢と手前に引いたAピラー、低いベルトラインのおかげで運転がし易い。ドアミラーも大型で後方確認が容易だ。第三に価格も手ごろだ。

    実際に乗ってみると決して高級感は無いが良くバランスされたコンパクトカーとしての本分をわきまえつつ、広大なスペースを持つ個性的な車であった。ファンカーゴはFMCを経て「高速大容量空間」なるラクティスにバトンを引き継いだものの2世代で途絶えてしまった。現代だとタンク/ルーミー或いはポルテ/スペイドが後継車と呼べるのかもしれないが、燃費性能とスライドドアを得た代わりに価格の安さとメカニズム的な乗り易さは失ってしまった。いまスライドドアを持たないファンカーゴが復活しても日本市場で人気を博す可能性は高くはなさそうが、次期ヴィッツの派生車としてもう一度シンプルででっかく使えるファンカーゴが見てみたい。

    満足している点
    1.非力だがスムースな2NZ-FEエンジン
    2.MT派も納得のフレックスロックアップ付きECT
    3.油圧式PSが織り成す(現代では)絶品のステアリングフィール
    4.ディンプル模様が散りばめられたスタイリッシュな内装
    5.センターメーターの見易さ

    不満な点
    1.折りたたむことを主目的にしたRrシート

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