S400系前期型タウンエースのステアリングを純正流用交換された方について質問です。

Question

今回、30系後期エスティマのエアバッグ付き革ハンドルにタウンエースのインフレーターを移植して装着したのですが、エアバッグ警告灯が付いてしまいました。
考えられる原因はなんだかわかる方いらっしゃいますか？

Answer 1

純正流用以外にも単純な交換でも起こる原因ではありますが…

〇スパイラルケーブル（クロックスプリング）の配線が切れている
取付前に計器で導通点検しましたか？

〇配線の接続が間違っている、又はハンドル側に電気的な回り込みがある。
ステアリングリモコンが付いているハンドルに交換されたのでしょうから、車体側の元々接続されている場所に繋がっているか確認してください。
また、元々は極性の無い回路でしたが、交換したステアリングのアースは他のリモコン回路と共用ですから、どちらをどちらに接続しても良い訳ではなくなっています。
極性を確認してください。
電気的な回り込みがある場合は、整流ダイオードを入れて下さい。
テストをなさる場合は危険ですので、インフレーターその物でテストなさらず、テスト用の抵抗などをご用意になって作業なさってください。

〇インフレーター自体の破損
簡易的には抵抗値が4Ω程度あるか確認して下さい。
抵抗測定時に起爆しない様に、安全措置を行ってから点検して下さい。

簡単に書いていますが、一度思い込んだ人間が結線ミスに気が付く事は少ないですし、危険な機器の点検や、思い込んだ人間が行うなど怪しい接続作業がありますので、大変危険ではあります。
もしも私の友人が同じ業況に陥ったなら、素直に近くのカスタムショップに持ち込みを勧めます。
エアバックは正常な着座姿勢でのみある程度の安全性が確保されます。
作業中は頭部をホールドしていませんので、頭部の怪我のリスクを侵してまで数十万の節約をしたい人は少ないと思います。

自分の車なら対策を行った上でやってしまいますが…
とにかく一度回純正の整備解説書の回路図を元に、改造後の路図を自分で書く事
テスト用の抵抗を用意する事から始めて下さい。
試しにインフレーターを爆破させて見た事があるんですが、ドラム缶のプレスライン部分まで曲がりますから、結構な爆発をします。

出来ればやらないでプロに任せて下さい。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。