昔初代マジェスタCタイプを運転してクルマがやけに軽く感じました 踏んだらすぐ反応して進む感じです 極端ですが同時期にE12の530iにも乗りましたが踏んでもすぐに飛び出すことはなくもっさり動き出す感じ

Question

高速道路では普通に速さは出ましたがマジェスタとはえらい違いでした これは何が違うんですかね？

Answer 1

そういう設定やと思いますよ その前のV8クラウンも初代セルシオもそんな感じでしたよ

Answer 2

特に排気量が大きな高級車は、低～中回転域で高い出力を出す仕様のため、アクセルを踏み込むとスムーズに加速します。
マジェスタＣは車両重量が重いですが、低～中回転の出力が高いので、重さを感じることなく滑らかに軽快に加速します。
エンジンや変速機のコンピューター制御も、年代的に熟成してきた頃ですので、なおさら理想的な動作になっていたと思います。

当時はまだ、大排気量の車が珍しい頃で、マジェスタＣのような大排気量の車を運転した経験がある人は少なかったはずです。
その影響もあり、マジェスタＣを運転した人の多くは、大排気量を初体験することになりますので、なおさら『車が軽く感じる』という印象が強く残ったのではないでしょうか。
中古車でも大排気量の車に乗れる機会があまりなかった時代ですので、マジェスタＣのような大排気量の車を、新車で買える人だけが体感できた乗り心地だったと思います。

しかし『車が軽く感じる』というのは、アクセルを踏み込んだときだけで、ハンドルを切ると、やはり重さを感じたと思います。
当時のコンパクトカーやカローラクラスの車両重量は 750 ～ 950 kg でしたので、その２倍相当の重量があったマジェスタＣは、曲がる時のハンドル応答性はコンパクトカーより悪く、モッサリと重さを感じる旋回感になり、素早く曲がる動作は苦手だったと思います。

加速するときは車体が軽く感じる、その反面、曲がるときは車体が重く感じる、という異なる印象を受けた人は多かったと思います。
排気量が小さく非力な車は、その反対の印象になるかもしれません。