トヨタマークXが生産中止になりました。 コロナの上級車種でクラウンの後輩のような車でした。 売れなかったのですか？

Question

Answer 1

売れませんでした。

トヨタ自身も、現行モデルの後半より積極的にテコ入れをしなくなりました。
同門のセダンのクラウン、カムリのようにフルモデルチェンジを行わず、また売れ筋のハイブリッドモデルやダウンサイジングターボモデルを投入する事無く、二度のマイナーチェンジで小規模の更新のみでしたので、相対的に商品力の低下は否めず、売れなくて当然な状態で長らく続いていました。

そんな状態ですから、現行モデルでは、マニアックなスポーツモデルのGRMNが話題となった位で、いつの間にか存在感を失い、生産中止の憂き目にあったように思います。

かつてバブル期には兄弟車のチェイサー、クレスタ共々、カローラ並みの販売台数を誇りましたが、ハイソカーブームの終焉、新ジャンル(ミニバン、SUV)台頭による顧客ニーズの多様化により、ジャンルとしてセダンが売れない時代になってしまいました。

マークⅡ販売店のトヨペット店でも、それまでマークⅡに乗っていたユーザーが、マークXではなくハリアーやアルファードに乗り換えてしまう事も多かったようです。
いつの間にか、トヨペット店の看板車種では無くなってしまった事も販売台数減少に弾みが付いたのではないか、と思います。

更に、同じトヨタにプレミアムブランドのレクサスが国内展開を開始した事もあり、トヨタブランドの上級セダンの中では立ち位置を無くしてしまった存在になり、セダン販売台数縮小に伴うトヨタのセダンラインナップの再構築の中で、集約対象に選ばれてしまいました。

国内での抜群のブランド力があり、モデルチェンジ毎に乗り換えてくれる固定客を抱えるクラウン、北米のベストセラーカーでトヨタの国際販売戦略の中心モデルのカムリ、これらと比べて、ほぼ国内専用車だったマークXを集約対象になってしまうのはやむを得ないと思います。

マークⅡ時代は、個人的にマイカーとして70系、80系を所有し、家族の車でも90系、100系を運転する機会が多く、愛着ある車だっただけに後継のマークX廃止は寂しいですね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。

Answer 2

はい。
月販300台ほどです。

Answer 3

売れなくなった。
ピーク（Ⅱ時代）時は、兄弟車合わせて、月三万台以上売れた

Answer 4

確かに売れてはいなかったけど、一定の支持層はいたと思います。
セダンが欲しい人はレクサスや輸入車に流れて行ったんでしょう。