カローラフィールダーが会社の営業車として有るのですが、たまに乗る機会があり、最近気が付いたのですが、後部座席のリクライニングが4〜5段階有ります。

Question

更にラゲージに背もたれを前に倒せるレバーも付いています。
なぜ、このリクライニング量とラゲージから背もたれを倒せるレバーを他の車種にも付けないのですか？
特にヤリスクロスやカローラクロス、ハリアー、ラブ4などのSUV車にこの装備が有れば便利だし、より快適に後席の人が乗れると思うのですが、なぜですか？
カローラフィールダーの販売価格でできる内容なのに構造の問題ですか？
詳しい方、教えてください！

Answer 1

リクライニング機能は便利ですが、後席でリクライニングをするためには、後席を倒せる設計にしないといけません。
ちょっと言葉では説明しにくいですが、後席を後ろに倒せるようにするには、後席の背面がラゲージの床や壁に引っかからないようにする必要があり、そうするには床や壁の補強が犠牲になります(前方に倒す分には干渉しないので問題ない)。
ボディやシャーシの強度の低下は、乗り心地や静粛性、走行安定性に影響を及ぼすため、ほとんどの車では後席を後ろに倒すリクライニング機能は付けていません。
一部高級車種には強度を担保した上で付いてるものもありますが、全長が長くなるなど車全体のバランスが変わります。
ですんで、単純に後ろに倒せる椅子を設置すればいいという問題ではなく、リクライニングさせるためには車全体の設計の見直しが必要になり、コストも膨れ上がってしまいます。
カローラフィールダーは、今となっては貴重な5ナンバーサイズの国産ワゴンですが、商用車としての利用を想定して乗り心地などよりラゲージの広さなどを優先しているため、リクライニングが可能なのだと思います。

Answer 2

コストが増すから。
SUVであってステーションワゴンとは違うから。

だと思います。
トヨタ車は、ただでさえ国産車のわりに高いので、こういった処理がされています。