トヨタ カローラスポーツ 「カローラではないみたい。」のユーザーレビュー

カローラではないみたい。

2019.1.11

総評

シャーシの出来が良いので乗っていて楽しい。
更にダウンサイジングなターボもNA的な動作感があって乗りやすい。
スパイス的にある電子デバイスも程よいさじ加減で好感が持てる。

満足している点

高い剛性のシャーシから得られる安心感と足廻りの動きがもたらす乗り心地はカローラではないみたい。

不満な点

北米仕様のリヤスポイラーの設定がないのですこしおとなしい外観。
グローバル展開なだけにシフトレバーの位置が平均的な日本人には合わないかも。。。

デザイン

-

走行性能

5

1.2LのターボはNA的に扱えて素晴らしい。
ハイギヤードな6速で60km/h　1200rpmでそこそこ走って燃費走行の可能性が広がる。
iMTのスポーツモードのブリッピングは使用頻度が限られると思うが。。。
発進時のエンスト防止機能は新たなクラッチ操作の可能性を広げてくれる。
従来のアクセルとクラッチのシンクロで表現する発進と違って、クラッチが繋がるタイミングで上がるエンジン回転にアクセルを合わせる事で従来型よりスムーズに発進出来て楽しいと思わせる。
もちろん、これまでのC型ミッションよりシフトの入りもしっかり感じられ進化を感じられる。
唯一シフトレバーのポジションと長めのシフトストロークが残念なポイント。

乗り心地

5

路面をしっかり掴む足回りはカローラとは言い難い。
又、低重心を感じさせる回頭性は必要以上のハンドル操作がなく取り回しが楽。
ＡＶＳの味付けも適度に変わって色々と楽しめる。
これに貢献しているシートのホールド感やステアリングポジション、ペダル位置など、長時間の運転も苦にならない。

積載性

5

それほど期待出来ないと思っていたがシートを倒さずにゴルフバック2個を積載出来るの充分。
スペアータイヤをOPTにしなければラッケージの深さも充分にあるので使い勝手は良いと思われる。

燃費

5

1.2Lのダウンサイジングターボは低速からしっかりトルクを感じられるので燃費は良さそう。
オーバードライブ設定の6速ギヤもあって高速道路ではAT車と互角に渡り合えるかも。。。
太くて薄いタイヤでも充分に期待出来ると思う。
1回目の給油ではT-Connectでの数値は15Km/L、満タン法では14.85km/Lとまあ。。。想定内。

価格

-

故障経験

電子デバイスが満載なので不安な部分。
この辺りはHV車で培われた耐久性が活きていて欲しい。。。