2000年1月
■2000年1月
ミドルクラスのステーションワゴン、カルディナが登場したのは92年11月のこと。コロナをベースとしたスポーティなスタイル、高い室内高と専用の大型ガラスルーフにより、開放感のある室内空間を得られるスカイキャノピー仕様などが特徴的だった。2代目となる現行モデルは97年9月の発売。コロナ・プレミオをベースとし、ワゴンとしてのユーティリティと走りの楽しさを満喫できるクルマだ。外観はヘッドランプとリヤコンビネーションランプに丸型4灯式を採用、スポーティさを強調。スタビライザーをフロントとリアに全車標準装備、さらにパフォーマンスロッドをリヤに新採用するなど、走りの性能が高められている。また、デッキアンダートレイを全車標準装備するなど、カーゴスペースの使いやすさも向上した。駆動方式はFFと4WD。エンジンはグレードにより異なるが、1.8リッターEFIが希薄燃焼のリーンバーン仕様、2リッターはハイメカツインカムとスポーツツインカム、4WDは2リッターDOHCターボと2.2リッターディーゼルターボが選択可能だ。これに組み合わされるのは5速MTと4速ATで、トップグレードのGT-Tにはステアリングでシフト操作のできるステアマチックを採用した。ABS、VSC、ブレーキアシスト、デュアルSRSエアバッグの採用など安全装備も充実している。2000年1月に内外装の変更や装備の充実など、マイナーチェンジが施されている。