トヨタ アリスト 「デザインは年月を重ねても古さを感じさせない...」のユーザーレビュー

デザインは年月を重ねても古さを感じさせない...

2004.8.27

総評

デザインは年月を重ねても古さを感じさせないもので、スタイリッシュなボディラインは綺麗さを保つだけで優雅な高級感を感じさせてくれる。走行性能はほぼ申し分なく、さらに若干のローダウンなどで足周りをリフレッシュしてやれば高速ツアラーとしての実力を思う存分発揮できるようになる。唯一不満があるとすればパワーバンドに乗る前の発進から2000回転位までのトルク感の薄さくらいだろうか。各コーナー、トランクの見切りはかなり悪いので、車両感覚が非常にものをいう。室内は華美な高級感はなく、全ては機能美と言えるか。

満足している点

さすがスープラと同じエンジンを搭載しているだけのことはあり、ひとたびアクセルを踏み込めば官能的と言うよりは暴力的な加速が味わえる。パワーバンドに乗ってしまえばあたかも車体が消えてしまったかのようだ。ジウジアーロデザインの丸みを帯びたボディは古さを感じさせず、ドレスアップを施すことでよりスタイリッシュさを増す。いかつい押しつけがましい高級感ではなく柔らかな洗練された高級感を持っているので、この車格であっても世間体を気にする必要はない。むしろ好印象を持たれるようである。

不満な点

全ての140系の車において当てはまることだが、リアウィンドーからの見切りが非常に悪く、運転に慣れてもバックするのが嫌である。事実、当方は最近バック時にトランクを強打して交換するはめになった。現行マジェスタ風のトランク処理などがあれば見切りは随分改善されるが、せっかくの流麗な丸みを帯びたボディの良さが半減されるようにも思え、デザイン設計の難しさを感じる。室内は機能的に必要なものは一通り揃ってはいるが、華がない。何と言うか、もう少し良い意味での若々しい高級感があってもよいのではないか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験