トヨタ アリスト 「雰囲気が良いです。 万人受けはしません。人にも勧められません。 しかし、所有者になると満足出来てしまうような車です。 たまに見かければ懐かしい気持ちに」のユーザーレビュー

雰囲気が良いです。 万人受けはしません。人にも勧められません。 しかし、所有者になると満足出来てしまうような車です。 たまに見かければ懐かしい気持ちに

2008.4.6

総評

雰囲気が良いです。
万人受けはしません。人にも勧められません。
しかし、所有者になると満足出来てしまうような車です。
たまに見かければ懐かしい気持ちにもなりますし、素敵だとも思います。
最近は16系すら後退期ですので、14系の台数は更に少なくなると思います。
今のオーナーさんには奇麗に乗って頂きたいと思います。
「14系以外に候補の車がない」という方なら良いかもしれませんが、
それ以外の方は手を出さない方が無難と思います。

満足している点

・フル加速時の豪快な加速感
アクセルを踏み込んだ時の加速感が良かったです。
ターボの為、低回転では対したことありませんが、3500回転以降のパワーは凄いです。
所謂「トルクで走る」といった印象です。
・インテリア(質感)
バブル期故に各部の質感が非常に高いと思います。
現在の並の高級車よりも遥かに高い質感だと思います。
触れた感触(素材)、しっかり感、つなぎ目、叩いた時に響く音など感心します。
偽物の木目をてんこ盛りに張り巡らせ、派手さを強調するような手法ではありません。
残念ながら当車も、偽物の木目ではありますが、現在の物よりも「良くできた偽物」です。
・エクステリア
今でも良いと思います。ある意味では現在の車よりもデザイナーの融通が効いたのかもしれません。
しっくりきます。ジウジアーロのデザインはやはり凄いと言ったところでしょうか。
中古では激安で手に入りますが、世間では高級車に見えるのか、精神的に運転は楽です。
・トヨタ車全般に言えることと思いますが、年式の割に故障は少ないと思いますしサービスも良いです。
・静粛性が高く、標準オーディオも良いです。

不満な点

・パッケージング
古い設計の為、室内が狭いです。
前席は広々していますし横方向も広々していますが、後席の足元は狭いです。
ヴィッツ並みと思います。
作りは良くできているので、リラックス自体は出来ます。
・インテリア(デザイン)
落ち着いているとは思います。但し、エクステリアにマッチしていません。
お金は掛かっているので、専用パネルのオーディオや、オプティトロンメーター等があるものの
発想自体はカローラと大差なしといったところです。
・エンジン音
長所で書いた豪快な加速感と共に不快な音がやってきます。
音のチューニングは未だにトヨタの苦手分野です。
・結局のところ何もかも古い
この車に乗っていた時期には気付かないのですが、あれからマーク?(JZX110 iR-V)、
プリウス(NHW20 S)に乗り換えました。
20年弱前の車ですから、大半の部分では劣勢となります。
既に所有していて大好きな人にはぜひ乗り続けて欲しいと思いますが、これから購入する人へは
おすすめ出来ません。
長所に書いたこと以外は最近のコンパクトカーの方が上だと思われます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験