頭文字Dの質問です エンジンブローしてレース用のエンジンに積み替えた拓海の86ですが、その後のレースでも「86でここまで走れるのか」みたいなセリフがあったのは、

Question

86のエンジンが変わっているのを知らないからでしょうか？それともエンジンを変えてもクルマの性能が劇的に変わるわけじゃなく限界があるのでしょうか？車の構造を知らないので教えていただきたいです。

Answer 1

物語開始時のハチロク
馬力：150馬力（高橋涼介推測）
仕様：ラリー用クロスミッション・ＦＵＪＩＴＳＵＢＯ製マフラー・CIBIE製T353フォグランプ・Watanabe製EIGHT SPOKEアルミホイール

エンジンブロー後
２代目のエンジンは同じ4A-GE型ながら、2世代後のAE101型のグループAレースに搭載されたエンジン。
高橋涼介曰く、公道用にデチューンされているとしながらも「最大240馬力をしぼり出すユニット」とのこと。
これは「MFゴースト」で片桐夏向の乗る新開発のFA20型 水平対向4気筒・NAの2.0Lエンジンを搭載した2012年型ハチロクの200馬力を上回っています。
最大の特徴は11000回転まで回るエンジンと、ドライサンプ化（エンジンオイルの供給方式の変更）による低重心化（コーナリング速度の向上）ですね。
拓海の親父さんと整備工の鈴木政志さんの努力の賜物です。

「MFゴースト」では2012年型ハチロクにさらにターボ追加で300馬力に上がっていますが、作中で言われるように、必要なのは足回りや空力特性、吸排気のトータルバランスがとれているかどうかです。

Answer 2

エンジンのレブリミットが変わっているせいです。
普通の4AGEなら7700回転までで、8500以上回るFD2のB16Bには同じ2速で加速しても4AGEはついて行けない。3速にシフトアップした瞬間大きく引き離されます。

所がAE86が11000回転までまわせるなら、B16Bは逆に振り切ろうとしても、エンジンの回せる所までせいぜい9000以下なので、11000回転まで伸びるAE86に抜かれます。

Answer 3

エンジンも足回りも含めての話だと思います
86って神格化されていますがパワーはありませんし足回りも平凡な車です
同年代のS13(１つ前のS12)と比べると時代遅れの構造ですが触り方次第では速くなります
そういった事を言ってるのでしょうね

Answer 4

恐らく、両方です。
ノーマルのAE86って言うほど速く無いです。
四半世紀程前に101エンジン搭載の86を所有していましたが、腕がイマイチなのもありましたがそれほど速くないです。コーナーで頑張っても僅かな直線で追いつかれます。FDどころかGT-Rやエボなんて雲の上の存在でした。
エンジンを換装すると馬力やトルクは上がるものの、サスなどいくら弄ったとしても旋回性能などは設計上の限界があります。
ですので86の限界がどれくらいだと知っているからこそ、その限界を超えている走りを見て「ここまで走れるのか」の台詞です。