連投失礼します。私のアルバイトしている事業所ではビジネスバイクとして、スズキ・バーディ50の新聞配達仕様を使用しておりますが、一方新聞配達や郵便局ではメイトやカブ各50か75ccのどちらかを使用しているのを目

Question

にします。

私は免許取得以降、バーディしか乗ったことがなくまさに"バディ"のように信頼と満足を持っていますが、この日本三大ビジネスバイクのそれぞれの個性を説明できる方いらっしゃいますか？

私物として買う予定の中古原付バイクを選定する際の参考にしたいと思います。

Answer 1

それぞれ派生形も排気量も多く一言では言えません。
・スーパーカブ：本田宗一郎氏が自信を持って送り出した、カブ号を超えるスーパーなカブ。排気量は主に50・70・90があり、2007年に排ガス規制強化によるＦＩ化。そして現行は中国製に変わり50と110になった。
郵便向けはMDシリーズ「スーパーカブ デリバリー」で、足回りやエンジンなど大きく違う。フロントはボトムリンクからテレスコピックへ、ホイールは17inから14inへ、キャリアは前後に大型化、サイドスタンドはステップからスイングアームへ移動して強化型に。更に自動クラッチを強化して大型化。現行はMD50／110で中国製スーパーカブがベース。
新聞向けは「ニュースカブ」で、フォーク・ホイールはそのまま。キャリアは前後に大型化でヘッドライトをフロントバスケットの前に移動。サイドスタンドはMDと似た強化型。現行は中国製に変わってスーパーカブPRO50/110へ。
リトルカブという14in小径化、キャリア小型化、おしゃれなカラーリングのモデルもある。50しかないが現行唯一の日本製。
なおCDシリーズ同じ名前だがそれとは別の業務用スクーター、ベンリィ50/110もある。ほかにも業務用3輪スクーター、ジャイロキャノピー・ジャイロXもある（初期は2st、現行は4ｓｔ）。
・メイト：スーパーカブ対抗モデルで2ｓｔ。50と80があり、カブよりパワーがあると一部に人気。2ｓｔなんでオイル交換もなく追加なので楽。郵政省モデルも有りMDシリーズとほぼ同じ改良。新聞向けのニュースメイトもある。
YBシリーズのように4ｓｔは出ずに排ガス規制強化に合わせて生産終了、現在は業務用スクーター「ギア」に変わっている。なおギアも初期は2st、現行は4ｓｔ。
・バーディ：やはりスーパーカブ対抗で元々はスーパーフリー、それが73年フルモデルチェンジでバーディに。50・70があって2ｓｔ。数年後70は80へと排気量アップ。86年に4サイクルバーディ50・80が2サイクルバーディと追加併売。2001年には4サイクルバーディだけになり80は90に排気量アップ。そしてキャストホイールへ。2006年にＦＩ化。現行も元気に日本製で生産中。

以上簡単ですが、詳しくは各社ホームページかwikiでも調べてみてください。
それから各社ともクラッチ操作のない自動遠心クラッチでの手動変速ですが、それは戦後まもなくの50年代発売当時の日本の道路事情と経済事情です。もともと自転車に軍払い下げの小型エンジンをつけて「原付自転車」として出してました。ところがラビットやシルバーピジョンなどのスクーターがでて、便利でだれでも乗りやすいものが出てきたことに端を発します。女性がスカートや着物でも乗りやすくステップスルー、機械が苦手な人に車体が見えにくいようにプラ製のカウルカバー。国道1号でさえ未舗装路が殆どで雨の後でも泥だらけの道を走るために大型の泥除けと17inで安定に走れるタイヤ、サスペンションが動作不良を起こさぬようにフルカバー、エアクリーナも上側で吸気できる位置にするなどの工夫。クラッチレバーがないのはオカモチを左手に持って走るという当時のスタイルのため。なのでウィンカースイッチも右です。すべてにおいて今とはまったく違う日本での生活するためのマシン。それがどれだけすごい発想かは、今日の東南アジアで証明されてます。

Answer 2

ホンダのリトルカブがいいです。実用性がありながら丸っこくって可愛いしオシャレです。

バーディは耐久性があり実用的だが作業服みたいです。
メイトはメッキパーツが美しいです。光物が好きならお勧めです。
カブの信頼性は言うまでもありませんがいつも仕事中に見られます（？）