何方か知恵貸して下さい。 当方カワサキＺ750FX（D2）を所有しております。 イグニッションコイルが不具合を起こしている為部品交換を考えております。 （コードから漏電して着火不良を起こしていますがコードが短くな

Question

って来て再接続できません
このコイルはコードが交換できないタイプの為現行車のコイルに交換したいと思います）
サービスマニュアルの記載では、イグニッションコイルの基準抵抗値は1.2～1.9Ωとなっています
が現行車やリプレス品等確認すると３Ωの物が多く、中々当方の車両にマッチする物が見当たりません。
配線図を確認するとコイルにレジスタが直列に接続されていますので、レジスターを外して3Ωのコイル
を使用するのは有りなのでしょうか？
詳しい方がいらっしゃいましたら良い方法等含め教えていただけると助かります。

Answer 1

ご苦労なさっている姿が目に浮かびます。

結論を申し上げます。
お考えの通り
「レジスターを外して３Ωのコイルを使用する」
という選択で間違いありません。

４輪のレストアをしているお店で聞いた話では
・１２Vの点火であれば２輪も４輪考え方は同じ。
・４気筒、６気筒の場合、点火コイル単体で3.0Ωなら外部抵抗は不要。
・外部レジスタを使用する場合は外部抵抗値+点火コイルの合計で3.0Ωとする。
ということだそうです。

電流を比較してみますと
１２Ｖ車で３Ωの抵抗を付けた場合
１２Ｖ÷３Ω＝４Ａの電流が流れます。
もし、１．５Ωをそのまま使用すると
１２Ｖ÷１．５Ω＝８Ａ
と倍の電流が流れてポイントの寿命を短くします。

こちらに詳しく説明されている４輪のお店がありましたのでリンクを張らせて頂きます。

http://aonikike.blogspot.jp/2011/08/blog-post_26.html


当方はZ1にZ1000-MKⅡのセミトラを組んでいました。
コイルは純正のままの３Ωで問題なく使用出来ていました。

コイルにクラックが入り手持ちの中古のゼファー400のコイルを仮に付けたところ思いのほか快調で１５年以上問題なく使用しました。

５年前に見栄を張ってウオタニさんにして信頼が加わりました。
なおウオタニさんのコイルの場合はフルトラ＋ＣＤＩの組み合わせなのでコイルの抵抗は１．２Ωです。

参考ですが
現行のカワサキの車種でしたらＺＲＸなどのコイルは2.3～3.5Ωですので数値上は適合することと思います。
密かな情報ですが他メーカーのGSX1100S（カタナ）とZのコイルは同じ3Ωです。
しかも取付ボルトの90mmのピッチまで同じでZ系のフレームにポン付けのコイルです。
これはまだスズキの純正部品として新品が出ると思います。
品番は 33410-32X50 6,400です。
もちろん同型でコードつきです。

個人の意見ですがダイナコイルはあまりお勧めできません。
コイルの製品が電気的に悪いと言うのではなく熱に対しての耐力が不足していると言うことです。
Ｚのコイルはエンジンの熱をまともに受けてタンクの裏で冷えないという過酷な位置です。
オイルクーラーでさらに風が入りにくくなります。
夏場にゆっくり走ったり渋滞に巻き込まれるとコイルがパンクしやすくなります。

「ダイナでも問題ないよ」と言う人もいらっしゃいます。
きっと飛ばし屋さんで常に風が循環してコイルの冷却がされている方かなと？思います。
シート下のノーマルエアクリーナーを外した位置にダイナコイルを避難させた方も居ます。

コイルのパンクした時の保護として
私はゼファーの３Ωコイルを使用していた時は１２Ｖの一次側に５Ａのブレードヒューズを入れていました。
根拠は回転を上げた時の電圧を測ると１５Ｖでした。
そこで
１５Ｖ÷３Ω＝５Ａ
として
ヒューズの溶断特性が１１０％まで切れないと言うことなので１０％の余裕があるということからです。
もちろん予備とワンランク上の７．５Ａのヒューズも携行しておりましたが・・・

純正→他車流用→ダイナ→ウオタニが私のコイルの進化です。

質問者さまの進化の参考になれば幸いです。

Answer 2

カワサキＺ750FX（D2）

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