スズキ ワゴンR 「街乗りのちょうどいい相棒」のユーザーレビュー

街乗りのちょうどいい相棒

2023.7.10

総評

2012年〜2022年と新車から10年間、約10万キロ家族の車として大活躍してくれました。自身も初めて運転する車だった為、思い出に残っています。燃費もそこそこで、街中で運転するにはサイズ感もちょうど良く、初めての1台やセカンドカーにオススメです！

満足している点

視界が良く、小回りが効き、初心者でも運転のしやすい車です。小物入れや収納も多く、後部座席を倒せばフルフラットにもなる為、荷物は沢山乗ります。
FXリミテッドということもあり、エアロパーツや合皮ステアリング、オートエアコンなど装備も充実しています。細いところだと、シートリフターとチルトステアリングが付いているのでオススメです。

不満な点

実用性に感しては不満はなかったです。唯一あげるとするならば、スズキの軽自動車が4ATからCVTに変わる過渡期のCVTだった為、最新モデルの軽自動車のCVTと比べると発進がもっさりしている印象でした。同型の4ATモデルも乗ったことはありますが、4ATモデルの方が発進加速はしっかりしていました。燃費はCVTモデルの方がよかったです。

デザイン

4

先代のMH21Sのスクエアなデザインから比べると少し丸くなった印象。FXリミテッドなのでエアロパーツが付いていて、引き締まって見えました。最近の軽スーパーハイトワゴンと見比べると少し小さく見えるかも。デビュー当時はワゴンRは背が高いと思っていましたが、、、笑

走行性能

3

最後のK6A搭載のワゴンR。K6AエンジンとワゴンRにはご縁があり、5MT/4AT/CVTと様々なワゴンRを運転する機会がありましたが、燃費は1番CVTモデルがよかったです！街中の走行はNAグレードでも不満無く走行できます。高速道路だと追い越しの場面などでは流石に普通車と比べてパワー不足を感じました。4ATモデルより高速巡行時の回転数は低めかもしれません。

乗り心地

3

後部座席乗車時に段差でのハネが気になりました。運転していて乗り心地が悪いとは感じませんでした。静粛性もそこそこだったはずです。

積載性

5

小物入れなどが充実しており、不満はありませんでした。また、後部座席がフルフラットになる為、積載性も軽自動車と侮ってはいけません。大きな荷物も沢山詰める車です。

燃費

4

10年間、街乗りメインで17〜18キロ。高速で約500キロほどの距離を燃費走行して約21.5キロでした。燃費競争前のモデルとしては優秀な実燃費だと思います。次モデルから軽量化の為、燃料タンクが30リットル→27リットルになった為、実燃費での航続距離可能距離はあまり変わらないかもしれません。

価格

4

乗り出し約120万前後で購入。自動ブレーキなどの安全装備もない為、単純比較はできませんが、最新モデルの軽自動車と比べたらまだまだお得に軽自動車が買えた時代でした。今も中古車市場で30万円前後で買える為、しっかりとメンテナンスされている車両をセカンドカーとして安く買うのもオススメです。

故障経験

10年間所有していて、定番のエアコン故障(エバポレーター)、ベルト鳴き、純正オーディオの故障、ブレーキランプの球切れなど、この型の定番の故障箇所が壊れました。中古車購入時は整備&修理されているか要チェックポイントです。