スズキの予防安全技術について。自動車メーカーは事故防止のため自動ブレーキや誤発進抑制装置などの開発、車への装備を進めています。 夏頃にスズキのスイフトかイグニスを購入しようかと考えています。

Question

スズキの予防安全技術は、自動車メーカーの中では、平均的なものなのでしょうか。強味、弱みがあるとしたら、どういうところでしょうか。

Answer 1

長文です。

現在自動ブレーキの技術や性能は各自動車メーカーの商品と言うよりもう電気屋さんやカメラ屋さん回路屋さんの技術です。


各自動車メーカーも車種ごとにどこのサプライヤーと契約しようかな～の状態です。それはデンソーや日本電産、ボッシュそして日産やマツダ、ボルボで高評価な自動ブレーキ評価ではイスラエルのモービルアイ社のカメラと契約しておりスバルのアイサイトは長年日立との関係もあります。


こんな事カタログにも書いてませんが経済新聞系の記事やネット記事では急速に進歩している技術の為よく書かれてます。私は年配の父親が次に乗る車の為、各社の自動ブレーキに関して少し勉強しました。



自動ブレーキはエアバックやABSのようにただ付いている付いていないだけの判断で安心されている方々もまだ多い状態で対停止車両にトロトロ速度の時速20～30kmでやっと停止できる車種もあれば時速50kmでもピタッと停止する車もあり横断歩道を渉る人間に対して止まる車もあれば全く人には検知する機能はなくそのままぶつかってしまう車種もまだ沢山(自動ブレーキ付！)と危険レベルも販売中です。レベル差がありすぎる為さすがに国交省も消費者にわかりやすいよう松竹梅レベルのように表示するようです。



自動ブレーキデバイスでもスバルのアイサイトのように人間の両眼で見るような両眼ステレオカメラ型や簡易的な赤外線レーザー型(これは懐中電灯を照らすような原理)そして高価なミリ波レーダー型(これは暗闇でも先まで検知するイージス艦の原理)です。このシステムの組み合わせや製造会社の技術レベルやアルゴリズム知能回路技術レベルで自動ブレーキの性能差が出てきます。



いまだに赤外線レーザーとミリ波レーダーの違いもわからずごちゃごちゃになっている状態で販売する営業マンもほとんど理解されていない状態でただ(自動ブレーキ付なので安心ですよ！)だけです。



日産セレナはたった1つの単眼カメラでプロパイロット走行制御やブレーキも制御し同じモービルアイ社のカメラを使うマツダとボルボは常識でカメラ1つだけではと思い単眼カメラ+ミリ波レーダーを装備し日本一売れている新型N-BOXが優秀なのは軽四では考えられない高価なミリ波レーダーを装備している為、自動ブレーキ性能もズバ抜けております。かと言ってダイハツのスマアシⅢはスバルのような両眼ステレオカメラ型を全車種装着中でこれはデンソーが開発と言うか正式な部品はカメラはリコー製、制御回路はソニー製です。このソニーの回路のレベルが悪いのかカタログ説明は大嘘で対停止車両時速50kmでは停止出来ずぶつかってしまいこのテスト項目時速50kmの壁はスズキやホンダはクリア出来ているのにダイハツはまだ出来ないのです。そしてN-BOXに200万円出すならこれを買う！とトヨタの販売力で若い方からお年寄りまでバカ売れ中のタンク、ルーミーでこれはダイハツ トール3気筒エンジンでまだ昨年発売された新車種ですが突貫で作ったのかダイハツ軽では急ぎでスマアシⅢへ切り替えたのですがタンク、ルーミーは危険レベルのスマアシⅡで現在も発売中と理解出来ませんがソリオのほうが数百倍安全で燃費もいい車だと私は思いますがこれが販売力の差ですね。



そんな自動ブレーキ性能差など車を購入前に試せないので国交省管轄のJNCAPと言う独立機構が車を潰して安全基準評価や自動ブレーキ評価テストをHPで公開してます。http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/


スイフト、イグニスJNCAP自動ブレーキ評価動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=pl1Qm78j7SA&t=32s



スズキは数年前は価格も安くズバ抜けて自動ブレーキ性能開発にも積極的でした。しかしスズキ会長とトヨタ社長との握手後変更があります。スズキは旧型スペーシアとハスラーのみ初期型は現在のアルトやラパンの赤外線レーザーのみで危険レベルでしたがマイナーチェンジ後に軽四ではこの2車種のみスバルのアイサイト譲りの日立製デュアルカメラ式を搭載し新型N-BOXが出る2年も前から自動ブレーキ性能はズバ抜けており普通車での搭載はソリオとイグニスです。


しかしトヨタとの大人の事情かコストの問題か昨年新型スイフトと新型ワゴンRから簡易型の単眼カメラ+赤外線レーザー型に変更されました。これはドイツのコンチネンタル社製システムでトヨタではC型と呼ばれ主に大衆車用アクアやカローラに搭載するシステムです。簡易型と言ってもスズキ独自にコンチネンタル社と対歩行者対応にも開発し対停止車両に時速50kmでもちゃんと停止しこれから10年問題ない性能だと思います。自動ブレーキに関してダイハツのような無責任な事はスズキはしないのはレベルの低い自動ブレーキでもそこまで勉強しない国民で付いてりゃ通用する国内販売だけのタンク、ルーミーと違いスイフトやイグニスはもっと安全評価に厳しい欧州でも販売する為ダイハツレベルではお話にならないのです。



このドイツ製自動ブレーキですが新型スペーシアもこのシステムで新型ジムニーもこのドイツ製でしょう。搭載から1年経過し少し問題もではじめてます。
誤作動が多いんじゃないか？と下り坂にマンホールなど検知したりピピッピピッとうるさいな～と
https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E8%87%AA%E5%8B%95%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%A8/ar-BBKoJPM#page=2

よってスズキは対策改善に動きました。
http://www.suzuki.co.jp/recall/car/2018/0301a/

しかし新型スペーシアのJNCAPテストではワゴンRやスイフトではクリア出来た対停止車両時速50kmでは衝突します。これは私も非常に謎です。ただ第三者機関らしいはいこれは止まれませ～ん、これは止まりま～す。となんのしがらみもなく公表するのである意味気持ちいいですが。

新型スペーシア動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=EATLq0yWjS4&t=44s


私ならイグニスを選びますね。今ではスズキで日立製デュアルカメラ搭載車種を選べるのは貴重ですからね。確かにデュアルカメラ型は人間の眼と同じなので暗闇は出来るだけライトで照らす必要がありますし霧や吹雪、豪雨も苦手です。しかし両車で比べると対停止速度域が対歩行者に対しても圧倒的に日立製のほうが上です。
対停止車両時速50kmテストではドイツ製では、なんとか止まれた～ですが日立は60kmでも止まりますよ～なんです。


この動画はユーロNCAP自動ブレーキ評価テストで強豪ライバルの中イグニスも検討してます。日本のJNCAPではクリア出来ない動画はカットされたりダミー人形がぶつかるシーンは刺激があるのか見せないでカットしますがユーロでは全部公開します。https://www.youtube.com/watch?v=96-o012rG5U&t=3s

質問者からのお礼コメント

ついつい言葉だけで判断しがちですが、その仕組みや現実的な働き方など、具体的に理解しなければならないことがよく分かりました。ありがとうございました。

メーカーによって呼び方が違うような気がするのがひっかかります。比較がやりやすくなるようにしてほしいところです。

Answer 2

自動ブレーキではなく衝突被害軽減ブレーキでは？
自動ブレーキと思ってるから、自動でブレーキがかからないと不具合だの未完成だのといいろいろケチつけるんですよね。
結局のところ、衝突被害軽減ブレーキはＡＢＳの延長線と考えればいいのではないでしょうか。ABSは止まるためのブレーキではないし条件によっては効かない場合もある。衝突被害軽減ブレーキも同じく条件によっては止まりにくくなってるし効かない場合もある。任意保険と同じ保険と考えればどこも似たり寄ったりということになると思いますけど。

Answer 3

お分かりだと思いますが自動ブレーキの独自のシステムを持ってるのは日産とスバルだけです。

スズキはコンチネンアル社製です（ドイツ）
http://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/car/15/122700045/122700001/

これはトヨタもホンダもマツダも同じですが
高いものをつけているか安いものをつけているかです
因みに横すべりも日本メーカーではない

Answer 4

イヤ未だに新車購入時に 安全補助装置が働かなくても責任の追及はしませんと言う用紙にサインしないと売ってくれないからね まだ全然テスト段階だよ
２年前に買ったスペーシアで義理の母は補助ブレーキが動作しなくて普通に壁に突っ込んだよ（昼間ね） 普段は白線またぎやなんやでピピピピうるさいのに 肝心な所で動作しない役立たず・・・
１番優れていると言われているスバルだって試乗で突っ込んだしね
今買ってる人はテストに参加して開発費を負担しているって感じだね、ハイブリッドシステムもね。