どうしてスバルはレヴォーグやWRX S4に自社製CVTに固執しかたくなに使用するのですか？

Question

86/BRZに使っている6ATを使った方がいいと思うんだけど。スポーティさを求めるなら断然多段ATだと思うんだけど。トヨタの傘下になっても技術だけいいように使われてスバルが得る物は無いのでは？

Answer 1

…だってミッション縦置きでAWDに対応するCVTなんて、他で作ってないんだもん！

>断然多段ATだと思うんだけど。
…「無段階」だから、多段の変速を真似ようと思えば出来ちゃうし。

Answer 2

確か日本CVT黎明期、スバルは最初にとっついて散々故障した印象がある。リベンジしたいんじゃないかとも思われます。話は違うが昔、レガシィワゴンリヤシートダブルフォールディング廃止、拡幅した辺りから低迷したな、と思っていた。ミッション以外も他の方が仰る様にスバル四駆水平対向に低重心のメリットは無い。オーバーハングも有るし。メッサーシュミットみたいなへの字エンジンにするならまだしも。確かスバル技術者さんが過去に、4or5速ATロックアップ領域広げた、更なる多段ATに対抗出来る、と仰って居て頼もしいと思っていたが、合理化でリニア、、一本になってもうた。トヨタとちゃうんやからMTも無くしちゃあかん！でも無理矢理レガシィインプ共通？シャシやっちゃうのは凄いのかそれとも、、、

Answer 3

86のミッションはアイシンでしょ。

おそらく他社が機械式多段AT主流になっても、CVT続けるんだろうな。
フルタイム4WDを他社に先越されて、その後しばらく直結パートタイムにこだわったし。

アタマ硬いんだよ。


あと、FA/FBエンジンてホントはへなちょこなんじゃないのか？？？だからMTと合わせると使い物にならなくて、CVTばかりにしたんじゃないの？

Answer 4

水平対向は直4なんかのミッションをそのまま流用できないから自社開発するしかないのよ。
ミッション屋に開発頼むと一から開発で金がかかるから。
他社の直4とかなら大手のミッション屋の既製品をそのまま流用できるからアイシンとかジヤトコに安く作らせることもできるけどそれが難しいから自社製。
しかもスバルは販売台数も少ないからATもMTもCVTも全てを別々にやるなんて事ができないからATは無くなってMTも減らして開発費をCVT1本に絞らざるを得ない。

水平対向エンジンなんていうメリットのないエンジンにいつまでも拘ってるから仕方ない。ウリのはずの低重心もスバルの場合狭いフロントに無理矢理押し込めてるからエンジンを低い位置に搭載できず直4より重心高になってしまう。せめてポルシェみたいに余裕のあるリア置きにすれば低重心にできるメリットあるんだが、スバルは大衆車メーカーだから一般受けしないリア置きができない。

Answer 5

86のATは、FR用なので四駆には載せられません。

また、86のATを搭載出来たとしても、250N・m位までのトルクにしか対応出来ないので、レヴォーグやWRXエンジンの400N・mを超える大トルクには耐えられず壊れます！

Answer 6

自社製に拘るのは、自社のドライブトレインに合うトランスミッションがないからです(サイズなど)。
この理由で、WRXに6MTを載せる際にも、トランスミッションメーカーの社外製を検討していましたが、条件に合うように一から設計しました(昔に5MTを開発したOBにもノウハウを聞きに回ったそう)。
CVTに拘るのは、
・無段階で息継ぎのない加速感
・燃費がよい
といった点に魅せられてのことのようですね。
80年代のジャスティに採用されて、その後vivio以降の軽自動車にはずっと改良されつつ搭載され、高トルクに対応できるようになったリニアトロニックCVTは普通車にも搭載されるようになりました。
ATはかなり不評(車雑誌もユーザーもマイカー選びの雑誌も)でしたが、そちらは大きく改良せずCVTに注力してきたところを見ると、相当にこの無段変速機に魅せられているのだと思います。
実際に運転すると、よほど急激にアクセルを踏むようなことがない限り、エンジンが空回りするようなこともなく伝達→加速していきますし、空回りしたとしてもすぐに収束して伝達しますので、かなり煮詰めて作っているのだろうと思います。
前に読んだ記事では、MT好きのCVT苦手な開発者が、このリニアトロニックの改良を担当することとなり、CVTのネガを必死に直したそうです。
「MTユーザーからも一目置かれるCVTには仕上げたつもりです」
と答えていました。
実際、WRX S4の新車発表を海外で行った際に、
「なぜトランスミッションにCVTなんかを積むんだ！」
と記者から随分と批判を受けたそうですが、その後の試乗を経ると、そのような批判は無くなったそうです。

私も普段はスバルのMT車に乗っていますが、試乗や代車、またはレンタカーでスバルのこのリニアトロニックCVTを乗った際には、特に嫌悪感は感じませんよ。

追伸
スポーティさや、0-100mタイムについて…
以前に自動車雑誌で、
『ほとんど馬力の変わらないWRX STIとWRX S4はどちらが加速が速いか？』
という比較計測をやっていました。
エンジンは違えど、6MT VS リニアトロニックCVTという部分も大きい比較でしたが、結果はほとんど変わらない結果となりました。
私もS4と同じ心臓を持つ2000ccのレヴォーグで加速したことがありますが、息継ぎなしにスルスルスルーっと怒涛の加速をしていったことに、少し恐怖を感じました。STIより速いんじゃない？と思ったくらい。
それくらい、一般的なCVTのイメージである
・滑る
・加速しない
というのは感じさせないものでした。
そしてエンジンブレーキもかなり強力に効かせられますしね。

追伸2
BRZを開発してからスバルの走りって大きく変わりました。
特に顕著に感じたのはFF車のリアの接地感です。
以前は単にくっついているだけのようでしたが、BRZ開発以降はFFでもリアタイヤがきちんと地面を捉えるようになり、安定するようになりました。
おそらく、FR車の足回りのセッティングを詰めていく上で、旋回性と安定性のノウハウをいろいろ吸収したのだと思います。特に今まで以上にリアタイヤの接地性は重要だったでしょうから。
リアタイヤが接地すると安定だけでなく、加速性能も燃費も上がっていきますので、得るものは大きかったと思いますよ。

Answer 7

走りから燃費にシフトせざるをえなかったんすかね。

Answer 8

スバルはチェーン式CVTを投資開発してしまったので、いかなる状況でも当分使うしかありません。

モード燃費を良くするにはCVTは有効ですし、エンジンの欠点もごまかせるので当分やめられないでしょう。

確かに86/BRZの縦置き6ATは高性能ですが、フロントデフの構造からスバル用には適合しませんので使用できず、新規にケースから一新するのはアイシンでもやらないでしょう。


スバルもCVTが最良でないと分かってるので、スバルはいずれ多段ATをやりたいと言ってるとのことです（清水和夫氏談）。DCTは既に理想ではないので新規に作るならステップATでしょうけど、どの変速機でもスバル独自だけでは無理なので外部サプライヤーとどれだけ協力できるかも重要でしょう。


あと、トヨタがスバルの技術を良いように使ってるところはないと思います。技術リソースでは遥かにトヨタ＞スバルですから。BRZのFA20エンジンもトヨタの技術供与であの性能が出せました（当初スバルは2500ccを要求していた）

Answer 9

コメ主みたいな発言をする人が沢山いるので次期レヴォーグ＆フォレスターSTIは7DCTを使うかもしれないですよ。

Answer 10

確かに、トヨタが筆頭株主ですが…
--------------------------＜＜トヨタ自動車：16.77%＞＞

資本の注入で””経営支援””をしただけで、
--------（今の所だが・・）--技術的な分野には、口を出していません。

＜＜86/BRZ＞＞に関しては・・トヨタ主導で、
---------------------------------開発されたことは、事実ですがね。


次期””86””は、既にマツダが・・
-------------------<<基本設計に入ってると云う噂>>も有りますがね。


■:次期トヨタ86 マツダとの包括提携で走りの「味付け」が更に進化？
http://news.livedoor.com/article/detail/10285136/
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http://creative311.com/?p=35558
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■:トヨタ86次期型、マツダロードスターと強力タッグでオープン化!?
http://ethicallifehack.blog.fc2.com/blog-entry-2991.html
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Answer 11

レヴォーグやレガシィの駆動系はフロントデフの上に
ミッションとエンジンが乗っかる特異な2階建て構造なので
他社製ATを使う事が出来ません。
86/BRZはフロントデフがないFRなのでアイシン製が使えます。