スバル（富士重工業）の軽自動車は、なぜ全てダイハツのOEMなのですか？ スバルは自社生産の殆どを高級乗用車にしているからですか？

Answer 1

スバルに取って軽自動車部門は重荷だったと思います
激戦区の軽自動車業界
販売力に勝るスズキやダイハツに押され低調気味でした

富士重工の株式は日産の経営不振によりGMに売り飛ばされ、GMの経営不振により、トヨタへ売り飛ばされました
現在、20％にも満たない株式ですが、トヨタ自動車が富士重工の筆頭株主になっています

この状態を傘下とは言いませんが、資本提携の状態です

2008年に軽自動車の開発をストップし、2012年にサンバーの生産終了をもって全ての軽自動車をダイハツからのOEMに切替えています

スバルからしたら軽自動車開発に関わる費用を全て普通車に回せる
それは普通車のラインナップを増やし、競争力を強化することに繋がります

普通車はレガシー、インプレッサ、フォレスターの3車種しかない時代もありましたから

今の車種の豊富さは軽自動車を撤退したからこそ生まれた物だと思います

自動ブレーキの火付け役になったアイサイトも開発費を回せたからこそ先がけとなれたと思います

質問者からのお礼コメント

スバルは３ナンバーばかりですね。

Answer 2

元々、スバルは軽自動車を自社生産していたのはご存知かと思いますが、
「軽自動車ではなく、小さな乗用車を作る」
という方針だったため、予算に対して非常にコストが掛かっていました。
なので、作っては赤字。売れても±0くらいの儲けだったそうです。
そこへきたトヨタの出資話とその子会社のダイハツの存在。
スバルとしては、赤字のもとの軽の生産を止めることができ、しかし販売継続もできる(軽自動車のスバルユーザーも無視できないシェア)。
トヨタグループとしては、軽自動車の販路が拡大できる。

スバルが自動車の製造／販売を続けるには、ダイハツのOEMにするしかなかったと思います。

※なお、スバルは高級自動車は製造していません。値段は高いかもしれませんが、あくまでも中身の製造や開発コストからくるもので、日本的な高級車とは全く反対の方向ですし、今のスバル車＋高級感を兼ね備えると3倍以上の値段になるでしょう。

※よく言われますが、スバルはトヨタグループでもありませんし、傘下でもありません。トヨタは資金提携の筆頭株主です。しかし経営権はなく、トヨタ自身が
「スバルはトヨタにならないで下さい」
と直々に言っているので、トヨタからの指図などはないでしょう。

Answer 3

将来のハイブリッド車開発や環境対応等へ莫大なお金が必要だったので、事業の「選択と集中」ということで軽の生産を止めたようです。

軽撤退というなら、無責任にアフターサービス等全ての軽事業からスパッと手を引いても良かったんでしょうが、それでも軽が必要という人達のために供給受けしてまでも販売とアフターサービスは継続して、それらの人達を見捨てるようなことはありませんでした。

筆頭株主さんの圧力とか、傘下・グループだからとかいった理由の撤退といった公式な発表などありません。提携が決まった時点では「スバル北米工場でのトヨタ・カムリの受託生産」と「ダイハツ工業から小型車（Cooの姉妹車のDEX）の供給を受ける」以外に何も決まってなかったですね。トレジア/BRZでの協業は、互いの良好な関係がもたらした副産物とも取れますし、「スバルはグループ外である」とトヨタが社史で公式に発表しているので間違いです。

Answer 4

開発費用に対して、儲けが少ないので、撤退して、トヨタ系列のダイハツの車両を、使ってる。

スバルに、高級乗用車は無いです。

Answer 5

妥協と云う言葉知らない会社なので軽自動車でも頑張り過ぎて利益が出ないのでトヨタのアドバイスでダイハツから供給される様に成りました。

ユーザーのレベルが低いので良いものを造っても高くは売れません。

しかし
ダイハツのエンブレムは良い車に見え
同じ車でもトヨタのエンブレムだと安物に見え
スバルのエンブレムだと高性能車に見えるから不思議だｗ

Answer 6

ダイハツ車が売れなくなるからトヨタからの命令

Answer 7

同じトヨタ傘下だからでしょう。
同じグループ内で喰い合うような車種を別々に開発するのは非効率的です。
と言うよりダイハツがあるからスバルは軽から撤退した訳です。
これはブループ内の明確な分担です。

Answer 8

＞スバル（富士重工業）の軽自動車は、
なぜ全てダイハツのOEMなのですか

トヨタの傘下になっているからです

Answer 9

そういう方針だから。儲からない軽自動車から撤退しないとやってけないと判断したからです。