スバル サンバートラック 「クルマレビュー ~スバルサンバートラック M-KT2」のユーザーレビュー

志津川かきつばた本舗 志津川かきつばた本舗さん

スバル サンバートラック

グレード:-

乗車形式:家族所有

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
-

クルマレビュー ~スバルサンバートラック M-KT2

2019.12.29

総評








このサンバートラックは私の兄が2018年8月24日に中古購入、2019年8月10日迄所有しておりました。

初年度登録は1985年9月で型式はM-KT2、4WDの標準ルーフで車体色はスノーホワイト、加えてノンスリップデフに後部アオリのチェーンそしてキャブ後部が鳥居付きである事から、グレードは1985年2月に発売されたスーパーで間違いなさそうです。

愛車紹介は以下のURLになりますので、併せて御覧ください。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2491312/car/2630766/profile.aspx


同じリヤエンジンのサンバーとは言え、乗り慣れて来た積もりのKV/KS系と比べますと、横方向は兎も角、前後方向と頭上が寸法差以上にタイトな室内に少なからず戸惑いました。
しかしながら、僅か690kgという車輌重量も相俟って一般道なら思いの外活発な走りを見せるEK23型2気筒エンジン、そして独特なギヤ比の配分に前後セミトレーリングアームのサスペンション…
と、たまに借りて運転しますと乗りこなし甲斐もあり気分転換としても楽しめた一台でもあります。

2019年に平成から令和に入ったのを境に冷却系の不具合に悩まされ、ついに7月25日には完全にオーバーヒートしエンジンの振動も増し音質も悪化するなど致命的な状態に迄至り、完治するにはかなりの高額修理になるとの事でしたので、2019年8月10日にはジムニーJB23(XAグレード3型・2001年式)へ代替、サンバートラックはジムニーJB23を購入した中古車販売店へ引き取られました。

現在でも中古車サイトを検索しますと、サンバートラックKT系は前期型と後期型を問わずヒットしやすいです。
次のKV/KS系でも冷却系の不具合に泣かされたという話を多々聞きましたが、KR/KT系は更にシビアになり致命傷に至る確率が高くなり、KV/KS系以上に乗り手を選ぶと言えますので、これからお乗りになるという方も、古くからの自社製サンバーを熟知して来た方に限られます。

何れにせよ、EN07型4気筒エンジンを搭載するKV/KS系もそうですが、サンバーを含めスバル自社製軽自動車を得意とする主治医を探さなければなりません。






満足している点
・車輌重量が690kgに留まっている為、一般道ならキビキビした走りが味わえる。
・EK23型エンジンは2気筒の中でも滑らかなエンジン音と言える。
・当時の軽トラックの中では扱いやすいハンドリング。
不満な点
・室内はKV/KS系と比べ、前後方向と頭上は寸法差以上に狭い。
・フロントもセミトレーリングアーム式サスペンションで、ストロークが短く、段差では思いの外フロントが跳ねる。
・冷却系が弱い。
・EN07型エンジン迄の伝統であるオイル漏れのしやすさは、EK23型エンジンでも悩まされる。
デザイン

-

走行性能

-

最高出力29ps/5,500rpm、最大トルク4.4kg-m/3,500rpm…
というスペックながら、車輌重量が690kgと軽量である事も相俟って、一般道ならキビキビした走りが味わえます。
EK23型エンジン自体もレスポンスの良い吹け上がりが身上ですので、想像していたよりも活発な印象を受けます。

ただギヤ比が独特で、1速がハイギヤードで2速迄が近く、発進は1速で吹かしますと2速は直ぐに吹け切りますので素早く3速に入れる事になり、中々乗りこなし甲斐があると言えます。

ハンドリングは当時の軽トラックの中では優れている方であると思いますが、KR/KT系の前期型迄は2WD/4WDを問わずフロント・リヤ共々サスペンションがセミトレーリングアームであり、そのフロント側のストロークが思いの外短く、段差に拠ってはフロントが弾かれそうになるなど、KV/KS系では体感出来ないトリッキーな特性に慣れが必要です。

Wikipediaでは、KR/KT系から4WD車のフロントサスペンションがマクファーソンストラット式になったと記されておりますが、マクファーソンストラット式フロントサスペンションの採用は、正しくは1987年9月に発売された後期型からでございます。
(型式はトラックM-KT6・トライ/バンM-KR6、トライは2WD車にも設定=型式M-KR5)
乗り心地

-

フロントサスペンションはリヤと同じセミトレーリングアーム式で、ストロークが短い事からフロントが思いの外跳ねます。
KV/KS系と比べましたら全般に堅めという印象ですが、段差が続かなければリヤエンジンならではの乗り心地が味わえるでしょう。

リヤエンジンですので、当時のフロントエンジンの軽トラックと比べましたら静かな方だったと思われますが、一般道でも其なりという印象で高速走行では先ず会話は大声にならざるを得ません。
積載性

-

燃費

-

街中が主体でしたが、吹かし気味でも概ね12km/Lは上回ってくれました。
精進すれば更なる好燃費が期待出来たと思われます。
価格

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故障経験
令和に入ってからは冷却水漏れに悩まされ続けた末に度々オーバーヒート気味になったのを繰り返し、最終段階ではエンジンの振動も著しく増し音質も悪化しました。
ラジエーターの劣化も確認出来て、エンジン自体も致命的な状態だったのも重なった事から、兄に拠りますと修理代が大きく嵩む見込みとなり、修理を諦め手放すに至った次第です。

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