スバル サンバートラック のみんなの質問

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何故スバルはサンバートラックの生産販売を止めるのですか?継続の道はないのでしょうか?

今年3月にサンバートラックを購入しました。購入時はハイゼットとサンバーでどちらするか迷いましたが、サンバーにしました。その時は来年早々に生産中止予定も分かっていました。サンバーにしたのは『RRエンジンの静かさ』『4独サス』『リアエンジンのトラクション安定感』『広い室内』『軽いハンドル』『赤帽での実績耐久性』『独特の4気筒サウンド』『中島飛行機の系譜を受け継ぐマニアックなメーカー』などです。

欠点は『設計の古いエンジン・タイミングベルト』『オイル漏れの噂』『燃費』も承知の上で、敢えて動力性能は上であるハイゼットを見送り、上記の個性を重視して購入し、今でも『良かった』『満足』しています。その頃、父は『ハイゼットしたら』と勧めましたが、意に介しませんでした。

既にスバルの軽自動車はほぼダイハツ社のOEM車種に切り替わっています。売れない、採算に合わない、コスト高などが理由と思いますが、非常に残念でなりません。サンバーは代々、サンバーばかりを乗り継いできた根強いファン、ユーザーも多いと思います。聞く所では、来年の生産中止で、今、駆け込みのオーダーが殺到しているとか。

知恵袋でも『軽トラのなかで1番良いのは?』的な質問も多く、サンバーを勧められる回答者様も非常に多いです。出来ればサンバー商用車のみだけでも継続できないのでしょうか?補修部品も今後、気になる所です。父がハイゼットに乗っていますが、やはり乗り心地や騒音は全然違います。ドライブフィーリングもです。

こんなに良く出来た車なのに『何故、止めるんだ』と強く思います。赤帽への供給もハイゼットになるのでしょうか?3月購入時にディーラーの営業に尋ねました、言葉を濁しておりました。サンバーの歴史もこのまま幕を引いていくのでしょうか?

スバルも何とか、考えを変えてくれないものでしょうか?惜しい気がします。富士重工を見ていると、会社の舵取りを誤った『三洋電機』に似ているような気がします。軽自動車部門からの撤退の責任は、時代の流れを読み誤った、スバル社経営幹部にあります。腹立たしい限りです。失敗はしましたが、90年代初頭、スバルモトーリモデルニ水平対向エンジンでF1に打って出ていたスバルコローニの頃が懐かしいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

●何故スバルはサンバートラックの生産販売を止めるのですか?
以下のことが考えられます。

・スバルはトヨタの傘下に入ったこと
・コスト高

●トヨタの傘下について
スバルは1968~1999年まで日産自動車と提携をとっていました。しかし1990年代バブル崩壊後、日産自動車が経営不振に陥ったために経営再建の一環として、富士重工は日産自動車保有の富士重工業株の売却を決め、2000年に放出株全てをGMに売却しGMと提携をとろうとしました。
しかしGMの業績が悪化したために、GMは富士重工との提携をやめてしまったのです。ところが放出株のうち8.7%をトヨタ自動車が買い取って筆頭株主となったことで、富士重とトヨタが提携することで合意したのです。
しかしトヨタには軽自動車を製造する子会社のダイハツがいるため、「軽自動車を製造するのは1つ(ダイハツ)だけでよい」というトヨタの方針により、スバルは軽自動車を製造することが出来なくなったのです。

●コスト高について
サンバーは他社にはない高性能なメカニズムを持っており、いろんなファンに根強い人気があります。しかしサンバー自体の基本設計が古いため、排ガス規制・衝突安全性等に対応させるには莫大なお金が必要となります。
しかし今のスバルにはそのお金がないため、それを行うにはかなり厳しい、ということです。そもそもサンバー自体の性能自体が高性能のため、基本的には他社のより開発費がかかっている車ですからね

●個人的な意見
私個人もサンバーは好きです。あの4気筒エンジン+スーパーチャージャー+RRのパワフルさ・4WD+4輪独立懸念の荒地の強さは軽自動車とは思えないほど最高だと思います。

私はサンバーがなくなるのは他にも、消費者側の価値観が変わったからだと思います。

現在の日本の消費者は、お金かけた高性能車よりも、とにかく安い・便利・低燃費な車に食いつく時代ですから、サンバーのような高性能車に魅力を感じない人が多くて売れないのでしょう。別に日本人の消費者全員がそうとは言いませんし、ハイゼットやキャリィが悪いとも言いません。

ただ今の日本の消費者は安い・便利・低燃費を求めている人の方が多いのは確かだと思います。ですから燃費の悪いサンバーは売れないのですね。

サンバーの高性能さが分かる一部の人しか買わないから当然利益が出ない。だからサンバーは長年製造は出来ずなくなった。

ということです。私もなくなるのは信じがたいです。

質問者からのお礼コメント

2011.10.23 16:12

賛同ご意見、有難うございました。それにしても残念なことです。

その他の回答 (4件)

  • お気持ちはよくわかります。

    しかし極端な話、「自社で造り続ける方法」と「OEM調達で開発コストを抑える方法」を天秤にかけた場合、長期的にどちらが損失が少ないかといえばどうしても後者になってしまいます。
    前者は長期的に行ったとしても、設備に対するメンテナンス費用や絶え間ない改良にかかる費用を考えるとバカになりません。
    たとえそれがいくら優秀な車両であっても・・・です。

    富士も軽撤退(特にサンバー)についてはかなり慎重に議論を重ねたはずです。
    不人気だったR1/R2はともかくとして、赤帽をはじめとするプロからの厚い信頼を得ていたサンバーについては2009年の廃止説が流れた瞬間に全国で署名活動が行われるまでに至った名車ですから・・・
    そんな署名活動が実を結んで、2012年まで延命されたわけですが、そうはいってもエンジンの基本設計は既に20年以上経っているわけですから、富士としても「EN07については回収できたし、もう”良し”としたい」と判断したのでは?

    これが昔の富士であれば、「意地でも自社製サンバーを続投させてやる!」と息巻いていたのでしょうが、トヨタに救ってもらっている今はそんなデカい口も叩けないでしょうねぇ・・・
    あまつさえ富士は(実質上)トヨタの子会社のようなものですから「親に逆らう」なんて馬鹿な真似は出来ないはずです。

    残念ですが、それが現代の自動車メーカーの悲しい縮図なんですよ。。

  • スバルの経営陣→トヨタから役員が出向しています。

    トヨタが軽規格の廃止を画策、関係省庁へ根回しをしているからでしょう。それに向けた集約と、経営資源の集中と選択を行っている最中だと思われます。
    今ではトヨタの小型車のほとんどがダイハツが設計、生産をしています。ダイハツが脱軽自動車となっても成り立つようにしています。

    昨年の9月に総務省から軽規格の見直しの提言が出てくるのと、トヨタ系の生産シフトのタイミングが良すぎるとは思いませんか?

    国民が軽規格の廃止を知る時には、すでに決定事項になっています。今回の首都高と阪神高速の1月1日からの値上げのように…

  • 儲かるか儲からないか、それだけだと思います。
    残念ですが自動車はただの工業製品であるという現実ですね。
    良い製品が残らず、儲かる製品が残る、そんな業界は寂しいですけど。
    結局、ユーザーが感じている程のサンバーへの思いは、スバルには無いってことではないでしょうか。

  • まぁ~トヨタの傘下に入っちゃったのでしょうがないでしょ!!
    ダイハツはトヨタの傘下だからつながってるでしょ!ちなみに日野もそうです!!

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