Taiyanさん
スバル レガシィ アウトバック
グレード:レガシィ アウトバック Xブレイク_AWD(CVT_2.5)
2018年式
乗車形式:マイカー
一点特化ではなく総合的に洗練されたスバルのフラッグシップ
2025.7.3
- 総評
- 国内では珍しい、ステーションワゴンベースのクロスオーバーSUV。スタイリッシュさとワイルドさを共存させたデザインに、静粛性に優れた余裕のある車内空間。FB25とsymmetrical AWDが生み出すフラッグシップらしい堂々とした余裕のある乗り心地が日々のカーライフを豊かなものにしてくれます。完成度、満足度ともに非常に高い車です。
- 満足している点
- 「乗り換える気にならない」
自身の満足度の高さを表現するのに相応しい言葉です。下記の項目、デザイン、走行性能、乗り心地、3年以上経った今も決して飽きることはなく、所有する幸福を感じています。街中で見かけると「おっ!」と呟いてしまうほど遭遇率は低い。大衆とは少し違った選択肢ですが、この車にはオーナーだけが知っている奥深い魅力があると思います。
- 不満な点
- 下手にいじる車ではありませんがオプションパーツは少なめで他社のSUVに比べると個性は出しにくいですね。世間的には燃費が悪いと言われる部類ですが、こればかりは仕方ないと割り切っています。
- デザイン
-
5
- フロントマスクはキレがあり、リヤは分厚く逞しく、サイドは流れるように美しい。見る角度を変えればその印象は様々。これがこの車に飽きが来ない理由のひとつでしょう。大きすぎると批判される車体も、ステーションワゴンベースのスタイリッシュなフォルムが、鬱陶しさや威圧感のない、どこか上品な存在感を放っていると思います。
X-Breakについては、ビルトインタイプの大型ルーフレール、ブラックアウトされたバンパーやホイールが力強い印象を与えてくれます。「絶対に緑のX-Break乗る!」と思わせるほど、私にとっては非の打ち所がない完璧なデザインでした。
- 走行性能
-
5
- 真っ直ぐ走り、気持ちよく曲がる。直進走行の安定性は抜群です。旋回性能はSTI製のフレキシブルドタワーバー装着後、納得のいく乗り味に。舗装路では快適なグランドツーリング性能を発揮する一方、悪路もグイグイ進めるパワーを秘めているこのギャップが、この車の走りの魅力であると思います。
- 乗り心地
-
5
- フラッグシップらしい堂々とした優雅な乗り味。静粛性に優れた広大な車内はドライバーと同乗者にとって快適な移動空間です。これに一役も二役も買っているのがFB25。今では希少なこの2.5NAエンジンはドライバーのアクセルワークに素直な挙動で応えてくれます。車格ゆえの横揺れはSTI製のフレキシブルドタワーバーによりある程度改善。同時にコーナリングの安定感は飛躍的に良くなりました。旧世代のアイサイトでも実用性と安心感は十分。長距離運転も全く苦ではなく、むしろ遠くまで走りたくなる。ビュンビュンと飛ばすよりも、ゆったり優雅に走るのがふさわしい、そんな車です。
- 積載性
-
5
- 荷室高(リヤシート直後)770mm
荷室フロア幅(ホイールハウス間)1080mm
荷室フロア長(5名乗車時)1070mm
十分すぎる空間です。引っ越しも業者を使わずアウトバックだけでやりました。
- 燃費
-
3
- 街乗りは10km/Lいくかどうか。
水平対向エンジンとフルタイム4駆の宿命ですね。ただ、レギュラーガソリンですし、FB25×symmetrical AWDの恩恵を十分に受けているので不満はありません。
- 価格
-
4
- 3年落ちで約22,000km走行済みの中古車をほぼ新車価格と変わらない値段で買いました。絶対にワイルドネスグリーンメタリックのX-Breakに乗ると決めていたので値段はあまり気にしていませんでしたが、コストパフォーマンスは良い車だと思います。強いて言うなら純正オプションのパーツがやや高いかなと感じます。
- 故障経験
- 特になし。