スバル レガシィ のみんなの質問

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スバルはなぜCVTを頑なに採用し続けるのですか?全然楽しくないし、MTとは言わないですが、せめてハイパワーモデルは多段ATにしてほしいです。

これまでMT乗ってきたスバリストにはCVTなんかじゃ全く楽しめません。
あれならトヨタの8ATのほうがどれだけいいか。。

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ベストアンサーに選ばれた回答

そういう意見は多いですが,そう簡単に事は進まないようです。

まず,スバルはトランスミッションは自社製に拘っています。BMWはZF,VWはボルグワーナーといったサプライヤーに大量発注し,開発を丸投げしているのに対し,スバルはずっと自社製に拘って車作りをしてきました。AWDや水平対向と同じように,自社製トランスミッションがスバルのアイデンテティであるようです。

で,他社が多段オートマになりつつあるころ,時代はCVTと読んで,莫大な開発費を投資しました。実際,日本初のCVTをジャスティに積んだのは,まだ時代が昭和でした。スバルの燃費の悪さがネックとなり,新トランスミッションの開発が必要になった2000年代に,「リニアトロニック」という独自のCVTを開発しました。ただし,チェーンベルトはシェファラー製を採用し,相当コストがかかったのも確かなのです。かかったコストは回収しなければなりません。

実際,現在日本はCVT天国です。そして,スバルの主戦場であるアメリカでもそのCVTが売れ入れられているんです。必ずしもスバルの選択は間違っていたとも言い切れません。ただ,クルマ好きと呼ばれる人達及び自動車評論家たちからは酷評されました。まぁ,自動車評論家たちは,今時代遅れになりつつあるDCTを絶賛していたわけですが。

ちなみに,水平対向エンジンだからサプライヤーのトランスミッションが載らないということはありません。実際,BRZにはアイシン製のトランスミッションが採用されています。サプライヤーはお金を払えば,専用のトランスミッションを作成してくれます。しかし,その分,コストがかかるんです。BRZにアイシン製が採用されたのは,86というトヨタ車も発売したからです。アイシンは,トヨタ傘下の下請けですから。このアイシンのトランスミッションは,ドイツのZF社よりコストがかからないので,BMWミニやボルボ,プジョーといった多くの欧州車でも採用されています。

きっと,CVTは嫌だという声がアメリカから多くなれば,きっとトヨタの力を借りてアイシン製のトランスミッションを載せることも可能になるでしょう。スバルは,今完全にアメリカ向けの車作りをしています。日本の倍以上の台数がアメリカで販売されています。故に,エンジンが大きくなり,新車発表もアメリカ,日本で販売されていないレガシィセダンやアセントといったSUVもあります。アメリカの声は無視できないことでしょう。

ということで,残念ですが,CVTでなく多段ATにして欲しいという日本からの声はスバルには届かないのです。届いたとしても開発費がないのかも知れません。ただでさえ,ガソリン車が禁止される時代に向けて,次世代ビークルの開発は急を要する課題となっていますから。

質問者からのお礼コメント

2021.9.13 11:09

ありがとうございました。

その他の回答 (8件)

  • スバルにしても他のメーカーにしても、暴走車のイメージのある車は、もう作りません。
    その様な車を望む人のために企業のイメージが悪くなっては、困るからです。
    スバルの過去の幻影を望んでも、もう戻ってくる事はないです。

  • 単純に、アタマが硬くて古いからでしょう。
    CVTをいち早く実用したプライドが、「これが一番」という勘違いになってしまった。乗用車で4WDを初採用はしたが、フルタイム化はパルサーやファミリアの後塵を拝したのとおなじ(パルサーに関しては資本関係の都合もあったろうが)。
    欧州勢はすでに多段ATしかもトルコンレスだしね。その辺はスズキホンダにもスバルは負けている。

    最近のスバルは、「これまでMT乗ってきたスバリスト」を意図して切り捨てようとしているんじゃないかな。アイサイトなんて、自分で運転したくない人のための機能でしょ。

    先の回答者さんともかぶりますが、スバルが人気回復する道は全車種4WD-MTをラインナップじゃないか。マツダはほぼ全車種MTあるけど4WDなかったりするし。べつに6速である必要は無い。ツーリングカーであればむしろ5速で各段ワイドレンジであるほうが運転し易い。あ、MTで自動ブレーキ、これもスズキに負けてる。

  • スバルの場合CVTのがコスパいいから。
    そもそもEVって言ってる時代に、今さらトランスミッション作る訳がないでしょう。

  • 水平対向エンジンだからです。
    水平対向は横に嵩張るのでレイアウトが限られるんですよ。
    なので、多段AT積むのが非常に難しいというか、十分なスペースがないので物理的に無理。
    86BRZなんて6速ですが、あれですら専用設計でないと載せられないですから、市販車の大衆車ベースに載せるのは厳しいのです。

  • 理由は単純に開発コストがかからないからですよ。

    CVTは汎用性が高いんです。制御しているプログラムを変えるだけで機械的な部品を一切変えなくてもいろいろな車に流用できるんですよ。
    スバルは大パワーに耐えれるCVTを開発できたので、これを今後は流用していくだけだと思います。トランスミッションの開発費が不要になりますので。

    また多段ATに比べるとCVTの方がメーカーとしてはメリットが大きいんです。
    ギア数を増やせば増やすほどATの内部は複雑になり、重量も増すうえ開発費も高くなっていきます。CVTなら任意のギア比になるポイントをソフトウェアで設定すれば良いだけなのでATだと発生するデメリットが無い。
    またATだと変速の際にクラッチの該当する機能が必要。CVTは始動時は必要ですが変速時はエンジン直結で動作するのでクラッチに該当する機能も簡素化できるんです。だからメーカーとしてメリットがあるんです。

    面白い面白くないは別にして、燃費や速く走るということを第一に考えれば、MT・ATよりもCVTの方が優れている点が多いのも事実ですので、今後スバルはCVTに一本化していく可能性も否定はできないかもしれません。

  • あなたが多段ATの開発費用出してあげなさいな(笑)

  • CVTに楽しさを求める時点で間違えてますよ。
    あれは楽しさを求める物ではなく、滑らかさを求める物ですからね。
    それはトヨタだろうと日産だろうとホンダだろうとCVTならすべて同じです。
    そもそも、ATに楽しさを求める時点で間違えてるし。
    楽しさを求めるならMTに乗ってください。

  • CVTに設備投資していて簡単に止められないからでしょう。
    スバルのミッションは普通の横置きと違って縦置き2階建てですから
    ジャトコやアイシンに外注出来る他社と違い自社製になります。

    その他の理由としては排ガス規制対策
    CVTはJC08とかの排ガス測定のモード走行設定が容易なので。

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