スバル レガシィ アウトバック 「「人生を高めていく」ための、最高の選択肢です。」のユーザーレビュー

Brisken Briskenさん

スバル レガシィ アウトバック

グレード:レガシィ アウトバック_AWD(CVT_2.5) 2014年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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「人生を高めていく」ための、最高の選択肢です。

2017.1.30

総評
「そのクルマは、あなたの人生を高めていく」というキャッチコピーの当代アウトバック。自分のみならず、家族とともに「人生を高めていく」ための相棒としてはまさに、最高の選択肢だと思います。
ボディサイズはともかく、前世代までのアイコン(主にターボ、フラット6、ビルシュタインなど)とか尖った印象がなくなり巷ではレガシィではないといった不満をよく聞かれますが、まずは長い時間乗ってみてから不満を言ってほしいものですね。つべこべ言わずに大らかに接するように乗ってみなければ、このクルマの本当の良さとか、存在価値は分からないでしょう。
僕がこのアウトバックを1年間所有してきてわかったのは、乗る人の人生を高めていくために、数値で表しづらい部分の気持ち良さと品の良さ、道具としての機能性の高さに対して見た目がとても良くバランスされているということ。そして何といっても、アイサイトをはじめとした世界最高水準の先進安全技術まで搭載されているので、まるで高級サルーンのような贅沢な内容でとてもよく造られています。
それが300万円程度で買えるというのは、本当に魅力的だと思います。
このアウトバックは今や家族同然の存在であり、再起不能になるまで乗り続けてやりたいと思うほど嬉しい出会いでした。お互いに「健康」に気をつけながら、家族とともにアウトバックでたくさんの思い出を作っていきたいですね。
満足している点
「動的質感」をテーマに開発された、クルマとしての完成度の高さ。
気持ち良い乗り味を追求するために走行安定性、スムーズな加速感などといった数値で表しづらい部分とともに、見た目の部分も合わせて磨き上げるように完成させていった「作品」であるということ。これがよく分かるほど真面目につくられた素敵なクルマは、ふと振り向きたくなる「大人の貫禄」を感じさせられるようなオーラを持っています。
不満な点
どうしても我慢にならなくて、今すぐ乗り換えたくなるほどの不満は何もありません。
とはいえ、ほんの些細な不満はありますが、我慢できるか、自分で変えられる範囲なので目を瞑れます。
デザイン

-

走行性能

-

エンジン:
2.5L DOHCのNAのみというエンジン設定ですが、このクルマのキャラを考えるとむしろベストな選択なのかもしれません。いざ乗り出してみると、SI-DRIVEが(燃費を意識した)Iモードであっても低回転域からもりもりと湧き上がるようなトルク感があり、1.6t近いボディをグイグイと引っ張ってくれる頼もしさがある。また、低速トルクが太いからといって高回転域が犠牲にされていることもなく、SI-DRIVEが(高速走行を意識した)Sまたは(峠道や追い越し時を意識した)S#モードであればレッドゾーン近くまでストレス無く回ってくれるので、思いの外気持ち良いです。

ミッション:
リニアトロニックというCVTのみの設定。CVTと聞くだけで毛嫌いする人が多い気がしますが、一般的な金属ベルト式と違ってこちらはチェーン式。金属ベルト式に比べて伝達トルクが大きいこともあり、エンジンのパワーが全輪へ無駄なく伝わっているのがよく分かります。また、同じくリニアトロニックが搭載されていた先代モデル(BR)の試乗時にはチェーンの一瞬のたわみが感じられたところがありましたが、このアウトバックにはそれがなくて引き締まっている感じ。その引き締まり感がマニュアルモードによる変速操作で顕著に出ていて、レスポンスが速いのも特徴。CVTの割にはなかなか楽しめます。

アイサイト(Ver.3):
精度が高く、高速走行中の前車自動追従付きクルーズコントロールや車線キープは完璧に機能してくれます。また悪天候で前方視界が悪化した場合になると警告音とともに、アイサイトが自動的にオフになってくれるのでとても賢いですね。
でも、賢いからと言って過信も油断も禁物、あくまで運転補助のための機能です。
どこまで自動化されてもあくまで主役はハンドルを握るドライバーであることを、常に肝に銘じるべきです。

AWD性能:
一番感心したのがこの性能。
過酷といえる雪道ドライブを、楽しいひとときに変えてくれるほどの絶対的な安心感があります。とにかく、雪道をドライブするのが本当に面白い。
横滑り防止装置のVDCが標準装備されているだけでなく、SJ系フォレスター譲りのX-MODEも搭載。雪道や悪路において車輪がはまって動けなくなった場合にX-MODEを使うことで、接地している別の車輪に動力を最適にコントロールすることでスムーズな脱出が可能。ちなみにこの冬は深い雪にはまってしまったことがあってX-MODEに一度お世話になっていますが、人の手押しや他の車に引っ張ってもらったりすること無く、自力でスムーズに脱出できたことにはただただ驚くばかり。世界の自動車メーカーにとって、四輪駆動技術のベンチマークとされているだけのことはあります。
乗り心地

-

概ね良い乗り心地ですが、高速走行時と市街地走行時とでは差がはっきりと出るような乗り心地です。
高速走行時は長距離(長時間)運転をしていても疲れにくいほど、非常に快適。
一方、市街地走行では少々硬めの印象があり、ちょっとした段差でも少々突き上げられる感じがあります。
むしろ、欧州車ライクな乗り心地なのかもしれません。
積載性

-

ボディの大きさのせいもあって、トランクはパッと見ただけでは広大な印象がないが、いざ荷物を載せてみると実に広大。
ステーションワゴンベースのSUVですのでトランク容量は大きくて当たり前かもしれませんし、ここはトランク容量よりもステーションワゴン派生のクロスオーバーSUVであるという点に注目をすべき。SJ系フォレスターよりも全高が10cm程度低いためにルーフボックスへのアクセスがしやすいほか、トランクの床面の高さがちょうど良く、腰を大きく曲げずに荷物を持ち上げられるために積み下ろしが思いの外楽にできます。
なお、パワーリアゲート装備車でありモーターを格納するせいか、左側Dピラーは少々出っ張っていて、荷物の積み下ろしの際は気に障ることがあります。
燃費

-

市街地走行をはじめとした日常的な使用では、リッター10〜11キロ程度。
高速走行が続くとカタログ値通りのリッター15キロ前後になるが、17キロを記録したことも。
ハイブリッドではない、このクラスのAWDと考えると優秀だと思います。
価格

-

故障経験
今のところ故障もなく快調です。
故障まではいきませんが、あったとしても電動サイドブレーキのリコール修理ぐらい。

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