スバル インプレッサ のみんなの質問

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マツダのスカイアクティブとはなんなのでしょうか?

先日、某マツダのディーラーに友人の付き添いで行きました。
友人がそのお店のユーザーで、私は特別用事がなかったので、カタログを読んだり、展示車を眺めたりしていたのですが、そのうち営業の方に捕まってしまいました。

友人の付き添いで来た、今の車から乗り換えるつもりはない旨を伝えのですが、中々引かず・・・見積もりだけでもと言われ、結局、見積もりだけしました。

見積もりの内容はどうでもいいのですが、この営業の方が

「マツダのスカイアクティブは最先端技術です。」

と何度も言っていました。

「スカイアクティブって、どういうものなんですか?」

と私が聞くと、この営業の方は、クリーンディーゼルがどうのハイブリッドがどうのこうのと、結局、意味が分かりませんでした。

マツダの車のカタログを読むと、エンジンだけではなく、シャシー、トランスミッション、ボディにいたるまで、色々な部位にスカイアクティブとついているので、私はてっきりマツダのブランドか何かだと思っていたのですが、何か単一の技術なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

なんか、すごそうに聞こえますよね。(笑)

簡単に言ってしまえば、効率追求のための技術をギュッと集めて新型車を開発しました、という技術の総称です。「効率」というのは、燃費だけでは無く衝突安全性やコストダウンなども含めてのこと。

例えば、新型車の開発は全てを新規に設計するのではなく、コストを落とすために旧モデルからのキャリーオーバーや、他車からの流用という部品が多くあります。フルモデルチェンジであっても、中の機械はほとんど同じでスキンチェンジだけ、という例もかなりあるのです。

この場合、どうしても古い技術が足を引っ張り、燃費などの向上にも限界があるのです。これを、全モデルで一気に新世代に交代させてしまった、というのが「スカイアクティブ」なのです。

これは、トヨタなども実行中なのですが、なにせ車種が多過ぎて世代交代が出来ていません。ところがマツダは、バブル崩壊後の経営不振でラインナップを大幅に縮小していたことが功を奏し、車種が少なかったことから早々に世代交代を図ることが出来た…というわけ。

トヨタは「TNGA」という名前で、第1弾を新型プリウスから新世代へ交代を始めています。

トヨタに限らず、VWもダイムラー・ベンツも世界中のメーカーが総力を上げて取り組んでいるのが、この効率の追求で開発のブロック化です。このブロックを交換することによって、小型~大型モデルにまで一つのシャーシとエンジンで対応させようというもの。

シャーシ数が減ればコストも減り、新型車の開発期間の短縮も可能となります。

マツダのスカイアクティブはこれを短期間、わずか4~5年で全モデルに対応させたところがすごいところで、目立っていることから宣伝に使えるのです。今から他社が同じ事をやっても、マツダの二番煎じなのでもう宣伝にはなりません、だからやらないだけ。

実際には、スバルなどもインプレッサのシャーシ1択に絞り込んでおり、BRZからエクシーガまでを作り分けています。スバルはアイサイトが売れていますからそちらへ注力しており、特に効率化は宣伝していないだけ。

質問者からのお礼コメント

2016.5.15 14:57

なるほど!
分かりやすい説明ありがとうございました!

その他の回答 (5件)

  • 単一技術では有りません。

    マツダの販売している自動車への採用技術の総称です。
    前世代(マツダは2011~2015年度の商品群を第六世代と呼んでいます)に採用した新技術の総称で、SKYACTIV技術と呼んでいます。

    第六世代では、デザイン、エンジン、環境性能、シャーシ、安全性能、自動制御、ハンドリングを大きく進化させました。

    次の第七世代(2016~2020年度)では、更にデザイン、エンジン、環境性能、シャーシ、安全性能、自動制御、ハンドリングを大きく進化させる予定で、SKYACTIV-GEN2(ジェネレーション2)と呼んでいます。

    SKYACTIV-GEN2では、
    デザインは、KOERUデザインへ進化。
    エンジンは、20%以上の低燃費化、軽量化、低騒音化。
    環境性能は、RDE試験対応、米国ディーゼル規格対応、CO2-95g対応、カリフォルニアZEV規制対応等。
    シャーシは、剛性向上、低騒音化等。
    安全性能は、歩行者対応自動ブレーキ等。
    自動制御は、全車速MRCC、レーンチェンジアシスト等。
    ハンドリングは、Gベクタリング採用。
    等の進化が見込まれています。

  • マツダも販売に陰りが出てきて、この頃はあまり売れなくなってきましたからね

  • エンジンは圧縮比(=膨張比)を上げるとパワーが上がるのですが同時にノッキングが起こりやすくなります。
    スカイアクティブエンジンはバルブを閉じるタイミングを少し遅らせる事で膨張比はそのままに、実質上圧縮比を下げる事でノッキングの発生を抑え尚且つ膨張比を維持させる事でパワーの維持も両立させたエンジンです。
    ただしその機構上トルクが細くなりがちなので、スカイアクティブ技術の前のミラーサイクルと呼ばれていた時はスーパーチャージャーを用いてトルク不足を補っていましたが、前のガソリンデミオからのスカイアクティブエンジンでは、膨張効率を上げる事で過給器を使わなくても実用的に使えるように開発されたのがミラーサイクルエンジンの進化版、スカイアクティブエンジンです。

    ですが、自社商品(販売車)の技術も説明出来ない営業マンは情けないですね(笑)

  • マツダの社内で通用する開発目標の通称を「スカイアクティブ」と言っているだです、実態は有りません、マツダの社内で決めた開発基準を達成した物を、スカイアクティブと呼んでいるに過ぎません、自分たちが作った目標ですから、ある意味どうにでもなるのですが。
    言い換えたら、社内スローガンとも言えますね、もしくはスカイアクティブ技術と言うマツダのブランド名とか。
    ある程度の完成度を持った開発基準なので、ジャーナリストから一様の評価は受けてますが。

  • 名前に意味はありません。
    マツダの新しいエンジンのブランで名です。
    マツダが経営危機の陥った時に、起死回生の策として出てきたのが
    既存エンジンの改良でした。

    ガソリンエンジンは圧縮比を上げて出力を高くし
    ディーゼルエンジンは圧縮比を下げて車体を軽くして
    燃費を改善しました。

    ガソリンは圧縮比を上げれば爆発のエネルギーが上がるので分かりやすいですが、
    ディーゼルの圧縮比さげる理由はわかりにくいと思います。

    ガソリンは、点火プラグで爆発のタイミングをコントロールできますが、
    ディーゼルは、エンジンの熱を利用して点火するので
    エンジンが高温になると燃料がいきわたる前に爆発してしまい
    不完全燃焼が起きNOxや煤の量が増えます。
    また、高い圧縮の爆発に耐えるためエンジンを頑丈に作るため重くなります。
    熱を逃がすための装置も必要で重くなります。

    低圧縮にすれば、エンジンも頑丈に作らないので軽いし、
    熱も抑えられるので、燃え残りも少ないし、冷やす装置も簡略にできます。

    良いことづくめですが、技術的に難しいので、マツダ以外では実現できず、
    ハイブリッドや水素自動車に流れていきました。

    なお、トヨタからハイブリッドのモーターをもらってハイブリッドを作っていますが、
    スカイアクティブが性能良すぎるため、わざとプリウスレベルに性能を落として搭載してました。

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