スバル エクシーガ 「スバルらしさの残る車」のユーザーレビュー

IBI仙人 IBI仙人さん

スバル エクシーガ

グレード:2.5i アイサイト アルカンターラセレクション_AWD(CVT_2.5) 2012年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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スバルらしさの残る車

2015.10.15

総評
・車に何を求めるかによって評価は大きく変わってしまいます。先日、レヴォーグに試乗させてもらう機会がありました。かっちりとした乗り心地の本当に素晴らしい車でした。先進のメカや技術が満載されて言うことはありません。でも、なんだか違うように感じています。体をオブラートで包まれてしまったようで、どことなく内燃機関を搭載した乗り物を操作している感覚が乏しいように思ってしまうのです。それに比べて、自分でエンジンを回して走っているという手触りがかろうじて残る車です。
・長距離を大人5人が乗車して、快適かつあまり疲労することなく移動できるという目的からは、上位にランキングする車だと思います。(乗車定員5人の車で、後席センターの人は相当疲れる)
・他のスバル車にも言えることですが、雨天や降雪時に怖い思いをすることが少ないため、比較的安心した気持ちで運転できるということも、長距離走行で疲弊せずに済む大きな要因です。
・3列目の足元空間を確保するために、ガソリンタンクを樹脂で作ってしまうなど、手抜きをしてごまかせるようなところにエンジニアがこだわりぬき作られたスバルらしいところの残る車だと思います。
≪追伸≫先月、片道450㎞以上を4日間で2往復する体験をしました。疲れは残りましたが、翌日、車を運転したくなくなるようなことは、まったくありませんでした。
満足している点
・スバル歴がとうとう20年になってしまいました。レガシーの武骨さが好きで乗り継いできましたが、五代目となり、一気に高級車化していまい、購買意欲が失せてしまいました。そこで出会ったのこのが車です。
・乗ってみて、四輪のタイヤがどこを走っているかが伝わってくるような乗り味、路面の様子を手で触っているかのようにハンドルで感じる感覚など、いままで乗り継いできたスバル車の好きな部分が残っているように思います。
・エンジンは、某社エンジンのように低中速でおそろしく静かに回ってはくれません。また、モーターのようにどこまでも滑らかに回転が上がるわけでもありません。それでも、低回転から高回転まで程よく唸りながら、回っていく感覚に馴染んでいます。2000回転前後で一定に回転数を保っているとき、リズミカルに御機嫌よく歌っているエンジン音に心がなごみます。
・大人5人乗車するとき、だれもが窮屈な思いをせず、長距離をかなり快適に移動可能なこと。
不満な点
・フォグランプがおもちゃみたいなところ。
・レガシーと比較して、装備が省略されているのは価格面やスバル車ヒエラルヒーのため仕方がないと思っています。(そう考えると、BPレガシーは原価率が高い、すごい車だったとつくづく思います。)
デザイン

-

走行性能

-

・街乗りや高速道路での追い越しなど過不足ない走りができます。急な上り坂の追い越しのみ、ややパワー不足を感じます。四代目レガシーツーリングワゴンのような俊敏な走りを望むことはできませんが、車重(1.6t台)からみれば、かなり軽快な走りが可能です。
・ボディーの大きさに比して、取り回しはしやすく、駐車も苦になりません。ただし、バックをする際に車体後端の位置がつかみづらいため、バックカメラがあると大変楽です。おすすめです。
・リニアトロニックは、以前のCVTみられるようなエンジン回転が上昇した後にトルクが出てくるといった違和感はほとんど感じません。MTのようなダイレクト感こそありませんが、SiドライブでS#を選択すれば、アクセルワークに比較的順応した感覚で走行できます。ただし、定速走行でも高めのエンジン回転数が維持されていることが、いつも興奮しているみたいで感覚的にいただけません。
・スイッチやレバー類は適度な節度があり、使いやすいものです。シフトレバーパネルにあるSiドライブスイッチも、手に位置を覚えさせれば、ハンドルにあるよりかえって操作しやすいように思います。
乗り心地

-

・硬くもなく、柔らかくもなくといったところでしょうか。多人数乗車したときのほうが、リアが安定してしっとりとした乗り心地になるように感じます。
・一日に500キロメートルを超える走行をしても、車を降りた後、フワフワと揺れているような妙な感覚に襲われることもなく、腰やお尻が痛くなることもありません。同乗者からも苦情はありません。
・静粛性はそれほど高いとは思いません。可もなく不可もなくといった程度です。パノラミックルーフ仕様のため、雨音は緩和されています。しかし、車体後部の鉄板屋根からはかなり大きな雨音が響いてきます。また、フロントガラスに叩きつける雨の音もかなりします。
・高速道路で窓を開けた時の風切音は凄まじく、エアコンをつけたくないときは、ACスイッチを切って送風のみにして走行しています。
・アイドリング時に、微妙にハンドルに振動が伝わってきます。不快なものではなく、愛嬌として受け入れています。
積載性

-

・もともと、大人5人が窮屈な思いをせずに長距離移動できる車が必要であるという目的があったため、積載性に関してはあまり期待していませんでした。しかし、室内高があり、ドアが90°近く開くため、後席には考えられないくらい大きな段ボールが載ります。(小型冷蔵庫の梱包用など)
・2列目3列目を倒すと、定型のコンパネが楽々載ります。
・個人的には、3列目は常時人が乗車できる状態にしておきたいので、必然的に荷物を載せる場所は3列目後ろになります。ここには某社製のRVボックス(W78.5*D37*H32.5)がぴったりと収まります。この中、ボックス左右の隙間、ボックスの上を活用すると相当たくさんのものが積めます。お試しあれ。今のところルーフボックスの出番はありません。
・車中泊については、いろいろ工夫をしてかなり満足できる簡易な方法を考えました。いつか、写真でご紹介したいと思います。
燃費

-

・レガシーツーリングワゴンを二代目から四代目のBPまで乗り継ぎ、エクシーガに乗り換えました。
それぞれの生涯燃費は、二代目9.5㎞/ℓ、BH10.5㎞/ℓ、BP11.1㎞/ℓ(すべて2.0ℓNA、満タン法)エクシーガは現在のところ、11.5㎞/ℓです。この車重かつ2.5ℓであることを考えると立派なものです。かつて「低速トルクがないくせにガスはよく喰う」(トルクがないから回してしまって喰うのだが)スバルエンジンを体験してきたものとしては、隔世の感があります。
・街乗りでは10㎞/ℓ+α、高速では追い越し車線を多用すると13㎞/ℓ、走行車線で95㎞前後でじっと我慢していると15㎞/ℓを超えることもあり、驚かざるをえません。
・車載の燃費計は、レガシー時代より精度が上がって、おおむねプラス1㎞/ℓ以内に収まっています。
・冬場に関しては、エンジンが温まるまでアイドリングの回転数がなかなか下がらないため、短距離走行を重ねると燃費が悪化しやすい傾向にあり、10㎞/ℓを切る場合もあります。
・高速道路でアイサイトを活用すると14㎞/ℓは出せますが、燃費記録を出すには気力を充実させ、精神を安定させて、右足のアクセルワークに入魂します。
価格

-

故障経験
・なし
・パノラミックルーフの内側遮光版開閉スイッチ付近から、カタカタという異音発生。ネットで調べるうちに、アウトバックで同様の例があることを発見。カプラーが揺れてカバーに当たる音らしい。ディーラーにその旨を伝え、カプラーをスポンジで巻いてもらい解決。
・スカイ空調吹き出し口カバーから異音。夏場にダッシュボードが高温になると発生。素材の膨張によるひずみが原因と考えられる。(エアコンで冷えてくると解消されるため)もうすぐ迎える初回車検時に対応してもらうようディーラーに依頼済み。

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