なぜオデッセイだとかエクシーガのような中くらいの背丈のミニバンは後部座席ドアがスライドドアのがないのでしょうか？あれば売れるのにと思う次第であります。 また、外車などでもあれば教え

Question

てください。
※改造、ガルウィングなどはナシでお願いします。

Answer 1

スライドドアは、ボディ剛性が落ちるのと、衝突安全基準をクリアするために補強を入れるために重くなります。（燃費重視と相反する）

世界基準の安全基準をクリア出来ませんから、ワールドワイドで展開する車種では海外にはスライドドアはほとんどありません。逆に言えば、スライドドアは日本専用モデルで、日本の安全基準は"甘い"となります。

実際にフィットなどは、北米モデルに対して日本仕様は衝突安全のための補強材を抜いています。これにより軽量化して燃費を稼いでおり、その方が日本の消費者には受け入れられるのです。「安全＜燃費」なんですね…

スライドドアのその最大のメリットは、昇降の際のスペースが狭くて済むというもの。多くの子供のいる家庭では、その使い勝手が良くて使っているかと…

海外、特にアメリカなどは土地が広いために、スライドである必要が全く無いのです。スライドドアが好まれるのは、土地が狭い日本独特の道路事情なのです。

中型モデルの旧オデッセイやエクシーガは、北米向けをメインに設計されたモデルですから、北米の事情を最大限に考慮した作りになっているわけです。

海外モデルでスライドドアは、VWシャラン、ベンツVクラス、ルノーカングーくらい、いずれも仕事で使われる商用バンが発祥です。

衝突安全性が世界的に強化される中で、海外ではスライドドアは消えゆく運命です。日産エルグランドの兄弟車のクエスト、アメリカの衝突試験で最低ランクです。

トヨタ・ポルテは左側のみスライドで、運転席側右は通常の横開きドアです。これは、両側スライドにすると衝突安全性が大きく低下することから、やむを得ず左側のみをスライドにしたものです。

スズキ・ソリオよりも、トヨタの方が少しだけ消費者の安全性を親身に考えていると言うことです。トヨタのような日本No1企業が、消費者の利便性を理由に安全性を落とす破廉恥なことは絶対に出来ない、と技術者のモラルが両側スライドを拒否したものです。

質問者からのお礼コメント

ほほう。興味深いデータです。衝突安全性。大事ですね。

Answer 2

あっても売れないから。マツダのＭＰＶなんかがスライドドアでした。でも売れてはいない。安全性、走りを考えればスライドドアはだめですから。

Answer 3

ミニバンならスライドドア多いと思いますよ

外車だとカングーはスライドです。

Answer 4

オデッセイは新型からスライドドアに変わりました
中国向けです
1つ上の車と統合して背が高くなった

因みに背が低いとスライドドアのレールが頭に当たるので、ワゴンタイプには使えない

Answer 5

オデッセイはスライドドアですが、売れてないようですね。
他にもスライドドアの車種は沢山あると思いますよ。