スズキの「デュアルカメラブレーキサポート」についてです。 逆光時、朝の低気温時、豪雨時に衝突被害軽減ブレーキの機能がエラーとなります。

Question

一旦エラーになると、煩いブザーと複数の警告灯の点滅が復帰するまで暫く続きます。
カメラの機能的に仕方のないことだと思いますが、他社（スズキ以外）のブレーキサポートシステムも同じですか？
それとも、カメラだけでなくレーダーを併用したシステムの方が、悪天候に強くてエラーになり難いのでしょうか？

スズキのデュアルカメラは日立オートモーティブシステムズ製で、スバルのアイサイトの廉価版と揶揄されています。
ただ、現行の物はステアリングアシストや標識認識機能も付いているので、性能的には問題ないと思うのですが‥‥。

Answer 1

要素を分別しますと
①逆光はカメラの判断(障害物が実際に何かを判断)に支障が出ます。
②低気温(センサの結露など)と豪雨はレーダーの検知に支障が出ます。

カメラとセンサの組み合わせの場合は、センサでおおよその障害物を検知して、危険を察知した場合、カメラで対象物が何かを判断して対応を決める流れです。
そうなると、センサで検知した対象物をその時点から「コレは何だ？」と考え始めるので対応決定までに時間が掛かって間に合わなくなるのでシステムダウンをします。

アイサイトの場合ははじめからカメラで検知しながら判断している事と、研究が長くノウハウの蓄積が大きいためカメラのみで判定し、対応決定まで持ち込めます。

自分の目で見て運転しているカメラのみのアイサイトと「負うた子に教えられ」的にワンクッションあるセンサーフュージョンの違いはそこにあると思います。

また、警告がうるさい…は、メーカーの注意喚起の主義によりますが、ずっと鳴りっぱなしだと、そちらに気を取られかねないですよね。
ただ、安全部分なのでメーカーはなかなか変更しない気がします。。