スバルアルシオーネSVXは先代のアルシオーネよりカッコイイですが値段が高すぎて人気がなかった車なのですか？

Question

それ以前に「スバルらしくない」のですか？

Answer 1

ＳＶＸの車両本体価格は300万円台～400万円超でしたが、相当高価でした。

やはり、当時のスバルのブランドイメージから考えると「高過ぎる」という印象を持たれていたと思います。
他のスバル車でいうと、レガシィツーリングワゴンのGTが200万円台後半でしたので、ＳＶＸの価格は突出しています。

また、スバルの車としては、これまでにない価格帯にありましたし、同価格帯にはトヨタ・ソアラ、日産・フェアレディＺといったブランドイメージが確立されていた人気モデルの存在もありました。

さらに当時のスバルには、高価格帯の車、特にＧＴカーの内装造りには慣れていなかったと思います。
木目調パネルを使用するなど高級感の演出をしていますが、どこか垢抜けないデザインになっており、価格帯に見合っていないと評価されていました。
先進イメージを感じるエクステリアデザインとは異なり、少々残念ポイントと捉えられていたと思います。

結果論になりますが、発売した時期も悪かったです。
1991年9月に発売されましたが、既にバブル景気が終わり、景気後退が始まっていました。
バブル期にコストを掛けて世に出されたＳＶＸですが、発売した時には売れる時代ではなくなっていた、というのは残念です。

スバルの渾身の力作でしたが、あまりにも出すタイミングが悪かったと思います。

質問者からのお礼コメント

車自体はカッコイイのですが…。
残念です(苦笑)

Answer 2

時代背景的には、ワゴンブームというのもあったでしょう。猫も杓子もワゴンワゴン。もちろんそのきっかけとなったのはレガシィなのですが。

他社もこの時期に出したラグジュアリークーペは失敗しています。ソアラも丸っこくなってコケた。
エンジンもＶ型がもてはやされた時代。水平対向なんて見向きもされない。4WDもまだ色物で、それ以前にスバルというメーカー自体、今ほどの認知度はなかった。今にたとえると、ダイハツが86/BRZを作ったとか、スズキがフェアレディZをつくったとかいうイメージ。


あと、ＳＶＸはガラス面積が多いので車内が暑かったんじゃないだろうか。


ＳＶＸは今見ても「ええデザインやなぁ」と思う。一方アマデウスはだっせーの。製品化しなくて正解。

Answer 3

この時代の同クラスライバルクーペは3代目ソアラ、レジェンド、ユーノスコスモ、どれも優雅で美しいフォルムしてます。その中でアルシオーネ買う変態はそうそう居なかった、と言う事です。

Answer 4

この手のスポーツカーは各メーカー1度は出しています。
ほとんどが短命、あるいは1世代で終わっています。

車が悪いというより
トヨタ、日産以外のブランドが出すのが難しいのだと思います。