ルノー トゥインゴ 「クルクル走り回れる軽快さがウリ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

伊藤 梓
伊藤 梓
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
3
燃費
4
価格
5

クルクル走り回れる軽快さがウリ

2021.9.30

年式
2016年9月〜モデル
総評
引っ張ったらピュンと飛んで行くプルバックカーのように、おもちゃっぽくてかわいくて楽しいトゥインゴ。運転してみても、そのパワフルさとクルクルと走り回れる走行性能で大好きになること間違いなし。免許取ってとりあえず軽自動車を買おうとしている人には「こんなクルマもありますよ」と特におすすめしたい1台。
満足している点
RRだったり、キャンバストップのモデルがあったり、MTが用意されていたり、トゥインゴを端から端まで楽しむための準備が最初から揃っているところ。見た目でトゥインゴを好きになっても、使えば使うほど好きなモデルになっていくと思う。
不満な点
マイナーチェンジによって、超個性的だった顔が、ちょっと普通のクルマになってしまったところは寂しい。個人的には初期型くらいはっきりと「トゥインゴです」という主張があった方が性格に合っているような気がする。
デザイン

5

コンパクトカーでRRモデルという利点を最大限まで活かした可愛くてポップなデザインが特徴。子供でも描けそうなアイコニックさとキャッチーな見た目がたくさんの人に愛されるモデルを象徴している気がする。
走行性能

4

0.9L直3ターボという小さいエンジンを搭載しているが、その弾けっぷりはなかなかのもの。車重が軽いのもあると思うが、低速から驚くほど急加速する。また、リアにエンジンを搭載して後輪を駆動するRRモデルなので、小回りも抜群。走っているだけでフランスの小道をルンルン走るのがイメージできてしまう。
乗り心地

4

やはりルノーが作っているだけあって、ちょっとコシがあってしっかりストロークするサスペンションの乗り心地は悪くない。ただ、どうやら長年乗っているとダンパーのへたりが少し早いようなので、オーナーになったらその辺りを注意して見てあげる必要があるかもしれない。
積載性

3

軽自動車の方がたくさん載るかも?というくらい荷室スペースは限られている。しかも荷室のフロア下にはエンジンが搭載されているので、長距離運転する時などは、荷室の荷物がホカホカになってしまうこともあるかもしれないので注意。
燃費

4

燃費は、市街地などで約17.4〜20.7km/L(WLTCモード)。軽くて小さいのが効いているようで、マイルドハイブリッドなどの電動化に頼らずこの数値を出せるはすごい。もっとも燃費が良いのは5MTモデルのトゥインゴSなので、MTの運転が苦にならない人はこれがベストモデルになるかもしれない。
価格

5

価格は、189〜220万円。これだけ独自性溢れるクルマで日本の軽自動車やコンパクトカーなどに匹敵する価格なのはお見事!運転もRRらしさを存分も感じられて楽しいし、燃費もばっちり(ハイオクだけど)。初めて乗るモデルがトゥインゴなら、クルマも自然と好きになりそうな気がする。
伊藤 梓
伊藤 梓
自動車ジャーナリスト
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーからカーグラフィックの編集者へと転身。より幅広くクルマの魅力を伝えるため、2018年に独立してフリーランスに。現在は自動車ライターのほか、イラストレーターとしても活動中。パーソナリティを務めた経験を活かし、自動車関係の動画やトークショーなどにも出演している。
ルノー トゥインゴ 新型・現行モデル