最近気づいたんですが、ルノーのメガーヌRSって右ハン入れるようになったんですね。

Question

当初、右ハン仕様があるにも関わらずあえての左ハン仕様のみ正規輸入してましたが、マイナーチェンジで右ハンのみに変えてきた理由はなんですか？


左ハンは売れなかったとか？インポーターも昭和脳過ぎることに気づいた？

Answer 1

マイナー前の2011メガーヌ３ ＲＳに乗っていました。
購入前に右ハンドルの有無をディーラーに聞くとイギリス用に右ハンドルを作っているとの事でした。

イギリスでは左ハンドルが認められていないので仕方なく右ハンドルを無理やり作りました。
その弊害でクラッチフルードを送る管長が長くなりタッチに微妙な差がでるそうです。
それに、イギリス用の右ハンドルはマイル表示メーターですし、日本でイギリス用の右ハンドルを売るならイギリス用のメーターをまたキロ表示に変える必要があります。かと言って左ハンドルのキロメーターを右ハンドルに変えるのはもっと手間がかかります。なんの変更もしなくても左ハンドルを販売できる日本ではそのまま打ったほうがコストがかからずに済むからです。
・・・というのがルノーの当初の見解のようです。
ですが本当のところ、ルノーのトップも日産のトップもご存知カルロス・ゴーンです。ゴーンは日本では知名度の低いルノーを一から有名にして売りたいのではなく、ブランドイメージがすでにある日産を売りたいのです。どっちが売れても自社の利益になるならコストが掛からない方を選ぶ。当然の事です。メガーヌのパーティーにも顔は出しましたが、本心では「ルノー車はヨーロッパだけで売れてくれればいい」くらいに思っているハズです。
なので利益の出にくい車に本腰を入れません。知っていますか？去年売れたプリウスの販売台数が全輸入車の販売台数を上回ったのを。それだけ低燃費車がバカウケな日本にとっては特殊な車だって事です。
知っての通り、あの車を３８５万円で売るにはコストを切り詰めなければいけません。
しかも、このジャンル（スポーツカー及びホットハッチ）が日本でたくさん売れるなら別ですが、まったく多売を期待できません。
となると低燃費車が売れまくる日本では、一部の人（ごく少数の変わり者）のために日本仕様の車をわざわざ作るわけにはいかないのです。←これが本心

ところが、ＲＳ（ルノースポール）はゴーンですら意見をしないほぼ別会社です。日本ではＲＳが他のルノー車より売れる熱いＲＳファンがいる事を無視できなくなったルノージャパンやフランスのＲＳが、今回右ハンドルの要望をマイナーチェンジに合わせてきたのでしょう。本来左ハンドル車を強引に右に作り変えるとクラッチを踏まない際の左足の置き場に困ります。ジュリエッタがまさにその例です。

メガーヌＲＳはトルクや重量だけをみると驚きはしませんが、カタログには載らないスペックがあるのも事実です。右ハンドルのほうが使い勝手がいいのは百も承知です。ぜひエクストリームモードで乗ってみてください。

Answer 2

ルノーのRSって日本では最近まであまり注目度が高くなかったですよね。でも、クリオRSとかR26Rとかで注目度が上がって売れるようになってきたからさらなる販売促進を狙って今回右ハンも導入したんでしょう。（初期のラインアップは様子見かも）

フェラーリでもランボでも右ハンが選べる今となっては、あえて左ハンを選ぶという人ばかりでもないのではないでしょうか？