2018年12月
■2018年12月
ポルシェジャパンは、ミドルクラスSUVの「マカンS」を2019年1月18日に発表、同日より予約受注を開始した。
新しい3.0リッターV6ターボエンジンを搭載した「マカンS」は、先代を10kW(14ps)上まわる最高出力260kW(354ps)、20Nm上まわる最大トルク480Nmを発生。スポーツクロノパッケージ仕様車の0-100㎞/h加速タイムは先代に対してマイナス0.1秒の5.1秒、最高速は254㎞/hに達する。また燃料消費量(NEDC相関)は8.9リッター/
100㎞となる。
シャシーについても前後でサイズ幅の異なるタイヤを装着し、フロントアクスルでは先代のスチールコンポーネントからアルミ製スプリングフォークを採用。新たにチューニングされたスウェイパーは自然なハンドリングに貢献する。最適化されたローリングピストンと新しいショックアブソーバー油圧システムを備えた車高調整式エアサスペンション、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)がオプションとして用意されている。
ブレーキは先代のスチール部品よりも300g軽量化されたペダル、短縮されたレバーアームなどにより、ダイレクトなブレーキレスポンスが得られるという。ブレーキディスクも大径化されており、オプションでセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)を装着することもできる。
エクステリアではLEDヘッドライトが標準装備され、配光をアダプティブに制御する「ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)」をオプションで用意。インテリアではネットワーク化された10.9インチフルHDタッチスクリーンの「ポルシェコミュニケーションマネジメントシステム(PCM)」を標準装着。これにはポルシェコネクトプラス(LTE電話モジュールとSIMカードリーダー付き)、Wi-Fiホットスポットなど、ポルシェコネクトサービスが多数含まれている。
新しいオプションとしては、スポーティさを高めるGTステアリングホイール、快適性と利便性を向上させるトラフィックジャムアシスト、車内の空気の質を改善するイオナイザーなどが用意された。