ポルシェ 718 ボクスター 「７１８ボクスターに試乗しました．．．」のユーザーレビュー

７１８ボクスターに試乗しました．．．

2016.7.4

総評

雑誌等では、この２Lターボを絶賛しているようですが、私にはやはりエントリーグレードのエンジンと感じられました。

ポルシェ的には、ヒエラルキーを明確にしたんじゃないでしょうか？



Sモデルが2.5Lなのが不思議だったのですが、理由が判った気がします。
きっと排気量が大きいから低速トルクが豊かなのでしょうし、VTGによりターボラグも減っているんじゃないかと推察します。

２．５L VTGターボ搭載のSモデルにも乗ってみたくなりました！

満足している点

NAっぽいエンジン特性
ターボですが、ある程度回して楽しみたくなる特性
スポーツレスポンスボタンを押した時のレスポンスのよさ

不満な点

２L ターボだからGTIと同様に豊かな低速トルクがあるのかと思いきや、それほどではなかった。
シングルターボだからなのかターボラグも結構目立つ。

991.2に搭載された３Lツインターボは、低回転域から十分以上のトルクを発揮してくれましたが、この２Lターボだと、ちょっと物足りな感じがありますね。

でも峠などを走るには、アクセルコントロールに余り気を使わなくても良いかもしれません。
私も含めてアベレージドライバーには、これでも十分以上のパワーです。

ちょっと厳しいインプレになってしまうのは、981Sと比較しているからかも知れません。

デザイン

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走行性能

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ポルシェの云うライトサイジングされた７１８ボクスターに試乗しました。
素のモデルですので、２L　水平対向４気筒ターボエンジン搭載です。
７１８ボクスターデビューイベント中の試乗ですので、試乗時間は２０分と短めなので、９８２型となって一番大きな変更点となるエンジン中心にレポートします。
個人的に感じたままをレポートしますので、異論のある方もいらっしゃるかとは思いますが、ご容赦下さい。



素のボクスターは、２Lターボ化により380Nmのトルクを1950～4500rpmで発揮します。
走り出しから強烈なトルク感を期待したのですが、思ったほどではありませんでした。

回転上昇に伴いトルクが出てくるので、ターボなんですけどNAエンジンっぽい特性を与えられているようです。
トルクが盛り上がりを明確に感じられるのは、3000ｒｐｍを越えたくらいからでしょうか？
正直これには、かなり拍子抜け。
私が想像していた特性ではありませんでした。
もっと低速域が図太いトルクを期待していたんですけどね。
トルクが盛り上がってアクセルのツキがよくなるのは、ある程度の回転が上がってからのようです。

走行モードをノーマル、スポーツ そしてスポーツプラスと変更してみましたが、基本的にこのトルク感には変化は少なかったです。

981は、走行モードを変更すると劇的と云っても良いくらいトルクの出方が変わったんですけど、982では、それほどでもないです。

アクセルオフからオンした時のターボラグも低回転域では、そこそこ感じ取れます。
シングルタービンのデメリットなんでしょうかね？？

20秒間だけ有効となるスポーツレスポンスボタンをONにすると、結構特性が変わります。
アクセルのツキも良いので、これは楽しいかも！



PDKは、変速ショックが減ったけど、発進時の半クラッチの時間が長くなっているように感じました。低速トルクが増えた対策でしょうか？

乗り心地

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試乗車は、PASM搭載していましたが、乗り心地に不満はありません。
エンジン特性に集中していたので、乗り心地までは気が回らなかったというのが正直なところです。



アイドリング時のエンジン音は、比較的大きめな気がしました。
非等長エキゾーストの影響で、一昔前のスバルフラット４のようなドコドコ音がするので、余計にそう感じるのかも知れません。
振動は、それほど感じませんでしたが、エンジンを回した時のスムーズさは９８１のフラット６には勝てないですね。

積載性

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燃費

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価格

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故障経験