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プジョー 3008 「個性的なだけでなく性能も好バランスなSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
3
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
4
燃費
4
価格
3

個性的なだけでなく性能も好バランスなSUV

2021.10.29

年式
2017年3月〜モデル
総評
パッケージングよし、乗り味よし、走りも良好。クルマとしてトータルで見たときに魅力的だ。国産車とは違うCセグSUVが欲しいと思ったときには、選択肢に含めることをおススメしたい。
満足している点
ラゲッジスペースの広いパッケージングと乗り心地の良さ、そしてしなやかな走り。欧州SUVとしてはリーズナブルなプライスも魅力のひとつだ。ハイブリッドモデルは、アクセルを踏みながら旋回するときの挙動の爽快感が魅力。
不満な点
ユーザーとして購入を考える場合、都市部を除けばディーラーが少ないというのは悩ましいところ。クルマは買う時だけでなく点検や整備など購入後も付き合いが続くので、ディーラーが家から遠くなると何かと不便なのだ。クルマ自体のウィークポイントではないが。
デザイン

3

ワゴンの派生モデル的なSUVクロスオーバーとして考えた場合、2017年デビューの2代目は力強さが増してSUVの雰囲気がアップ。そしてなんとも前衛的なのが、2021年1月のマイナーチェンジから採用されたフロントグリルだ。フレームレスとしてグリルとバンパーの境目がなく、不思議な感覚。
走行性能

4

純エンジン車のパワートレインはディーゼルとガソリンとを用意するが、どちらも低回転のトルクを重視した特性でフィーリングは同じベクトル。いずれを選んでも発進加速は力強く、乗りやすい。いっぽう(プラグイン)ハイブリッドは、システム出力300psという力強さとモーターによるスムーズな加速が特徴だ。ハンドリングはいずれも自然でよく曲がるが、なかでも面白いのはハイブリッド。まるで後輪駆動車のように、旋回中に後輪で路面を蹴る感覚が味わえる。
乗り心地

4

フランス車の真骨頂ともいえる、しなやかなサスペンションによるフラットな乗り心地を身につけている。街中から高速道路まで同乗者に快適な乗り心地を提供しつつ、いっぽうで峠道も楽しく走れるのだから素敵だ。
積載性

4

広いラゲッジスペースが3008の大きな魅力。一般的なCセグメントハッチバックに比べて奥行きがあるのに加え、床からリヤシートの背もたれ肩付近の高さまでの天地高があることで、容量として広いことを実感できる。実用性はかなり高い。
燃費

4

カタログ燃費はガソリン車が15.6km/L、ディーゼル車が16.6km/L。いずれもハイレベルだが、実燃費になるとさらに開きがあるうえに燃料単価もハイオクガソリンより軽油のほうが安いので、燃料代を重視するならディーゼルがおすすめだ。ハイブリッドは15.3km/L。それは燃費よりも高いドライバビリティを魅力として選びたい。
価格

3

ボトムグレードの「3008 Allure」はガソリン車設定で424万5000円から。国産車に比べると高いのは否めないが、輸入車におけるCセグメントSUVとしては魅力的なプライスだ。ディーゼルエンジンはそこから30〜35万円高となるが、ローンを組んで毎月の支払額として考えると差は意外に小さくなる。それを踏まえて選択するのがおススメだ。
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。
プジョー 3008 新型・現行モデル