街中で老人がオペルに乗ってる確率が高いですが、昔に日本でオペル人気（ﾌﾞｰﾑ？）ってあったんですか？

Answer 1

1990年代に、ベンツやフォルクスワーゲンの輸入権をはく奪されたヤナセが腹いせにオペルの販売に力を入れた時期がありました。
この時に日本仕様を充実させて、瞬間風速で輸入車販売台数トップのフォルクスワーゲンを上回ったか迫ったと記憶しています。

輸入権が無くなると価格の決定権が無くなり、利益を思うように乗せられなくなったり、低価格で拡販したりという戦略が臨機応変に自由にできなくなるのです。もう、これは地場資本のヤナセの意地です。

ただ、故障が多く輸入車としては押し出しが弱いなどの理由から、購入したユーザーも次第に離れていきます。
と同時に2000年に入り輸入権がGMへと移り、ヤナセとGMとの間に確執が生じたためヤナセは軸足を既存のベンツ等へと戻しています。
またGMも低価格路線からベンツ/BMWと同じような高価格路線へと変更したことが災いして販売店の拡充に失敗、オペル車の販売は急速に縮小していきます。

この90年代に購入した人が、今も乗っているので高齢の人が多いのでしょうね。
当時からヤナセの顧客でしょうから、40代とか50代だったでしょう。そのまま15年が経過していれば60代ですから。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます！
モヤモヤが解消して良かったです。