自動車修理（日産サニー）について質問です。 整備士のみの回答お願いします。

Question

先日、修理の依頼がありました。Ｎ社サニーです。型式ＧＡ15。
タイミングチェーン交換後、エンジン始動するとオイルが漏れてきます。これにはびっくり。

整備士や修理屋さんなら経験あると思いますが、まずチェーンを外すのに、マフラー、オイルパン、を外し、パワステポンプをずらし（この場合自分はステイを外してずらしました）エンジンマウントきって、クランクプーリー、ウォーターポンププーリー外し、補機ベルト類等外してタイミングカバー（ネジ10）を外しようやくチェーン様とご対面（4時間かかったorz)

アッパーとロアで2本使っていました。勿論テンショナーも2個。（ロアの方はフロントカバーにネジ2本でついてます）
本来ならシリンダヘッド外してカム外し～のガスケットも交換が正しいと思われる。明らかにチェーンの伸びだったので、場所が狭くてもカムプーリーとアイドルスクローラーを外すことでチェーンは交換出来ました。

さてここからが問題。カバー合わせ面、ウォーターポンプ取り付け部分、スクリッパやオイルストーンで綺麗に掃除。
液体パッキンを塗って取り付け開始。完璧かな？と思いエンジン始動、オイルだら～。
組み立て後はベルトやらなんやら沢山あって、しかもオイルが綺麗なので、漏れの確定が出来ません。

悔しいが、もう一度ばらしてやり直しを決意。
またマフラーから外して、取り付け面掃除して、今度はパッキンを大目に塗ってみました。
組み立て後エンジン再始動！キタｺﾚ！オイルだら～！おいおい。

漏れてくる部分はカムプーリーの裏あたり？カバーの左上部？くらいしか確認出来ません。
フロンロカバーのオイルシールも交換したのになぁ。
考えられる原因、それに伴い対処方を教えて頂けると幸いです。
自分も整備士なのでこんな事聞くのは恥ずかしいんですが汗

補足

ちなみにＯリング（ブロック面についている10円くらいの大きさのゴムパッキンみたいなの）は、 フロントカバー外したりなんだりした時は取り外したりする場所ではなかったので、いじってないのに漏れることはあるんでしょうか？

Answer 1

ＧＡ・ＮＡ・ＳＲフロントカバーのオイル漏れは定番ですよね。チェーン伸びも。しかもたかだかオイルシール交換するのになんでここまでバラスの？位の作業ですよね。補足にありましたＯﾘﾝｸﾞですが記憶のなかでは2個ついてた気がします。コレ、フロントカバーからのオイル漏れの大半を占めますよ。あとは自分も経験あるんですが、液体パッキンの塗り方も肝です。手でべちょぬりするともれる確立大きいですよ。オイルパンやＷ／Ｐも・・使用したのはピットワークの液体パッキンですかね？オレンジの。それでしたら付属品のたけのこみたいなノズルできちんと径をあわせて塗布した方がいいです・・棒状に切れ目なく。スペースがないので組むときにパッキンをこすったりしたらもちろん塗り直しです。べちょぬりだとしたらそのへんかと思いますよ。

質問者からのお礼コメント

本当は皆様にベストアンサー送りたいです。
どなたも貴重なご意見、誠に有り難うございました。
ほんとＧＡの恐ろしさを痛感させられた作業でした。

Answer 2

フロントカバー上部とヘッドガスケットの当たる所はどうですか？そこのヘッドガスケットとヘッドの間とフロントカバー側の両側にも大目に液体パッキンを塗ってますか？たとえそこのガスケットが切れていてもフロントカバーのＯリングを入れ忘れてもフロントカバーの当たり面とガスケットとの当たり面に液状ガスケットを大目にさえ塗れば漏れる事はありません。最初に組んだ時にちゃんとはまってなくて、無理やりネジで押し込んだりしてればフロントカバーにクラックが入ってるかもしれません。

Answer 3

シリンダのブロックまたはヘッド部で１～２箇所、直径１０ｍｍ程度のＯリングが使われているところがある筈です。ここの入れ忘れや交換し忘れでオイルが漏れてきます。
再度バラすならご確認を。

「追記」漏れることは充分に有り得ます。ですから、再使用不可と明記されてることも多いんです。バラす際に新品と並べてみてください。形も大きさも全く違いますし焼けて硬くなっています。これが原因で漏れることに納得されると思いますよ。

Answer 4

すみません日産系はやったことが無いので、詳しくは分かりませんが、オイル経路のどこかに『Oリング』とかの入れ忘れはないでしょうか？

バイクの例で済みませんが、エンジンスタッドボルトにオイル経路があり『Oリング・銅ワッシャー』を入れ忘れて（orz）派手に漏らした事があります、ｗ

参考
http://ameblo.jp/f-kunojiwanoji/entry-10431185312.html