ER34スカイライン25GT-Vの年間の維持費について教えて頂きたいです。 旧車は維持が難しい(金銭的にも)というのがイマイチどうしてなのか分かりません。

Question

ガソリン代や駐車場代、修理費用などといった人、場合によって変動するものは除いて、必ずこれはこのくらいはかかると決まったものの金額を知りたいです。
また難しいというようなことが言われてることも何故なのか知りたいです。

Answer 1

自らER34型のスカイライン25GT-t（２ドア、マニュアルモード付き４速AT）を中古で購入し、昨年の春まで20年半乗り続けました。

本当はその年に車検を通して、次の２年後の2025年に「25年ルール」を適用してアメリカに高値で売る予定でしたが、整備士からのヘッドライトのレンズを交換するのに、片方の部品で25万円以上、両方で『50万円以上』もかかり、また、その部品は製造されずに欠品となり、いつ入荷するのかは分からないと言われたために見通しが立たず、結局、車検を断念し手放しました。

当時の総距離が385000kmであるにも関わらず、エンジン自体は調子よくまだ乗れたのですが・・・。

その背景には、アメリカ映画「ワイルドスピード」のヒットで、R34型スカイラインGT-RやFD型RX-7、80系スープラなどをはじめとする、右ハンドルの日本製スポーツカーが次々と登場しています。

この映画を見た当時のアメリカ人の子供たちが憧れを持ち、後に成長して大きくなったを若い世代を中心に、新車登録から25年以上を経過している、日本製スポーツカーの購入が増えたことで、日本国内では中古車としての価格が近年、異常に高騰しています。

それに連動して、純正部品の大量の買い占めが外国人を中心に進んだことから、部品価格が高騰したり、欠品になる事態にまで起きていることを、その整備士は語っていました。ちなみに、前回（2021年）の車検の際には、このような話しは全くありませんでした。

よって、ER34型スカイラインの維持が難しくなっている理由は、前途の自らの体験談に述べている通り、「純正部品の高騰と欠品」によるものです。

質問者からのお礼コメント

面白い回答もありましたが、3名の方、とても参考になる回答ありがとうございました！
手放されたというのは少し悲しいお話ですが、そういった問題もあるのだと、現実なのだと今後のカーライフに役立てさせて頂きたいと思います！

Answer 2

当方34クーペのGTターボ所有です。
アイコンは現車です。
団塊の世代の子供なので90年代は、正に青春の日々で、バイク車と趣味全開のままに今にいたってます。
懸念されてる維持が難しいとされるとこは、車を経済的な乗り物として他の現行型と比較された場合をさします。

ご理解されてる通り、燃費、税金は割高。
VでNAでもせいぜい10k/lちょいでしょう。
保険は質問者さんが若ければ割高。
盗難や自損は保険屋次第ですが、まず入れないか、リターンが安いかです。
壊せば直すのにも、無いパーツがあるかもです。次に盗難のリスクは他回答者で知っての通り。
当然、経年劣化での壊れは次から次へとです。プラパーツは割れてゴムは切れて塗装剥げる。DIYでやれないとお金はバカに出来ないです。

ですが、難しいというより金が有れば問題は無いです。程度の良い個体を計画的に補修メンテをすればイイだけです。自分は趣味の乗り物なので、仕事で使うのは別で、嫁も別にあるので入院笑してても問題ない形にしてます。とにかく金なんで、かかる物は割り切って楽しむ事。痘痕も靨でよそ見しない事ですかね。

Answer 3

決まって年間掛かる費用は普通車ですから２５００ccクラスで他車と比較しても大差ありません。と、思ってる。

維持が難しいというのは破損したり不具合起こした場合の補修部品の入手が困難+高額であることからそう云われています。
特に外装、内装部品の純正新品はほぼ絶望的です。
幸いにもヘリテージパーツがありますが、こちらは超高額で、購入したくとも全国ショップからバックオーダー抱えて納期が未定、順番待ちが酷く物によっては数年待ちもあります。

それ以外にも走らせる為に絶対必要な部品もすべてではないものの供給が続いてはいます。
が、これも毎年１０月頃に値上がりしますので現行～補修部品保有期間を過ぎたもの(すべてのＲ３４部品)は最早３倍程度の価格になっています。
あとは盗難に気を付けないといけないしあっという間に盗まれて維持する以前の問題もはらんでいます。

Answer 4

古い機械は壊れるから。