日産はプレジデント復活について、どう考えているのでしょうか？

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プレジデントの復活は、次に述べる最近の日産の動きから考えれば、ありえません。

その背景として、一昨年の2010年(平成22年)、日産は『フーガ』を日産のフラッグシップカーとして宣言したために、「プレジデント」と「シーマ」の発売を中止しました。
ところが、『フーガ』では法人向けの車にしては後席の部分が狭いなどの批判が出たため、日産は翌年の2011年に、急遽『シーマ』をハイブリッド専用車として復活させ、2012年に発売することを公式に発表し、先月の５月に発売開始されたばかりです。
現行『シーマ』は法人層などのご批判の声を受けたことなどから復活したために、当然ながら法人をメインターゲットとしております。

現在の高級車市場は、初代のシーマが発売され大ヒットした1988年(昭和63年)の頃とは比べものにならないくらい冷え込んでいますので、プレジデントと旧型シーマが全く売れない中で、それぞれの次期モデルの開発が進んでいる噂がなかったのは当然であり、また新型シーマを復活させるのに、開発期間が限られ短いだけでなく、また開発費を多くかけることも出来ないために、フーガのコンポーネンツを活用しているのは、納得がいきます。

さすがに、近年は高級車の国内市場が冷え込んでいるため、高級車部門に開発費を多くの金をかけたくない、日産の徹底したコスト管理の姿勢が『新型シーマ』のデザインの面で見てとれるように、プレジデントの復活がないのは、近年の高級車部門のラインナップ整理から見ても分かるように、自然の流れです。

質問者からのお礼コメント

回答、ありがとうございます。