電気自動車の維持費について

Question

自宅に充電設備を設置（太陽光発電は無し）して、運用する場合に毎月のランニングコストはどのくらいになりますか？

現在の車は燃費7～9です。
ガソリン代は月に５千円程度かかってます。

電気自動車のランニングコストが、僕の乗り方で３千円程度になるなら考えてみようかと思っています。税金も安いので。

また、メンテナンスにかかるお金（オイル交換も無いですが、メンテナンスってどんなことをするんでしょうか？）
税金（今は自動車税が39500円かかってます）

なども知りたいです。

ユーチューブ見ましたが、ほとんどの動画が電気自動車サイコーみたいな感じで気になりました。

Answer 1

2011年7月から、電気自動車を4台購入しています。

電気自動車乗りの多くが、「自宅での充電のみ」の維持費をPRしていますが、現実には、外部の急速充電を利用するための、「充電カード」が必要です。

日産リーフの場合はこちらになります。
https://www.nissan.co.jp/EV/CHARGE_SUPPORT/ZESP3/

最安値で毎月、2750円(3年契約）で100分間急速充電が使えます。2750円で30分の急速充電が約3回使えますが、高速道路の急速充電を30分利用時は、約距離が160km程度分充電されます。これが×３回でつまり約480kmの経費が2750円です

余談で、現行型トヨタプリウス 。ガソリン2750円分を146L/円で÷と18.8L購入でき、それを26km/Lで走ると489km走れます。

これプラス「自宅充電費用」がかかります。

ですから、日産リーフは、まったくお得ではありません。その事実を隠し、自宅充電費用のみで、あたかもリーフを所有できるような、誤解を招くリーフ乗りの情報には、十分気を付けてくださいね。


あと、
売価はリーフは補助金出ても40kWhモデルGで約360万円
プリウスはグレードにもよりますが、約280万円。

その差額が例え、プリウスがオイル交換があったとしても、リーフがプリウスによりお得になることはありません。

また、日産の電気自動車は、高速走行は85km/h以下で巡航しないと電池が熱を持ち、最終的には充電できなくなります。これは日産本社も認めています。

私は、損得ではない、電気自動車の乗り味が好きだ！と言う方には乗ってほしいのですが、経費削減目的の方は、絶対におすすめしません。

質問者からのお礼コメント

とても説得力あるお話でした。

他の皆さんの回答も素晴らしい内容でした、本当にありがとうございました。

Answer 2

電気自動車にすると毎月650円程度になります。
質問者さんの毎月5,000円のガソリン代と燃費7〜9km/Lから逆算すると走行距離は250〜300km程度と推定します。
電気自動車の電費は7km/kwh程度なので、300km走るのに43kwhの電気が必要です。
深夜電力で充電すると、15円/kwh程度なので43kwh×15円=645円

Answer 3

我が家の経験を元に参考までですが。
条件を整理してください。
１．ファーストカーかセカンドカーか ←これは質問内容から250㎞程度の走行ですね。
２．昼間か夜間の電力使用状態
３．暖房や給湯などのエネルギー使用状況

BEVが最も投資効率の高いのは、１はセカンドカー ２は夜間 ３は、ほぼオール電化＋太陽光発電システム＋Ｖ２ＨでBEVと接続する場合です。

我が家もこの条件ですが、導入前に比較すると毎月５－８万円は利益が出ています。

ご質問者の場合は、ファーストカー一台持ち、走行距離は僅少とするなら、電気自動車のメリットは少ないと思います。
もっと購入価格が下がるまで待った方が良いと思います。
それでも１０年くらいはガソリン車と同等の使い勝手なら３００万円程度の価格でしょう。

どうしても電気自動車の動力性能（四輪制御がガソリン車より断然早くて正確。出足がスムーズで快適）を望まれて且つ燃費である程度相殺したいのなら、日産のePOWER車が次善の選択でしょう。

あるいは、電気自動車の静粛性も必要なら、アウトランダーPHEVかエクリプスクロスPHEVなら概ね６０㎞くらいはほぼ完全電気自動車で、そこからはePOWER車として使えます。
一気走りで最大航続距離は６００㎞以上です。
ただ、燃費はリッター２０くらいは走りますが、これらのガソリン車グレードとの価格差は燃費差では埋まらないことを承知される必要があります。

私のPHEVは毎日店舗とクライアント先への往復に使いますが、６０㎞をエンジンは一回も掛からずにEVで走りきります。 電気代は店舗ですので２３円／㎾ｈです。 １０㎾使う（電力使用モニターで確認）として、２３０円（１．５リッター）で６０㎞。
リッター４０㎞ですね。
これが自宅だと夜間電力契約をしておりますので１２円／㎾ｈですのでリッター７０－８０㎞。
大型のSUVが軽自動車の倍の燃費で走ります。
家内のリーフだとさらに安い。この計算ロジックはガソリン市中価格が高騰すると相対的に安く見えると言うことです。
今は高騰しているのでそういう計算になってしまう。

余談ですが、私のPHEVは一回満タン（４５リッタータンク）にすると、次回満タン時には、ODメーターが２０００㎞以上になっています。

Answer 4

まず住んでいる所の、電灯電源契約の状況を知っておく必要があります。
例えば、石川県だと1kwh=21円ですが、北海道なら1kwh=30円ぐらいします。住んでるところで1.5倍程度の係数が存在するわけです。

後、電気自動車の電費は、6～8km/kwhです。1日に30kmを通勤などに使う人が多いわけですから、電気は4～5kwhを消費します。

これを全て検討すると、最安の人は月2500円ぐらい。最高の人は月4500円ぐらいです。なので「僕の乗り方云々」より地域柄と契約している電力管区のkw数が重要です。

ちなみに深夜電力はこれの1/3ぐらいになりますが、深夜電力をしたら昼間の電力料金が上がってしまい、経済効果が無い人や、電力管区によってはエコキュートが必須、はたまた、そもそも契約などできない・・・等問題点も多いです。（また、新電力料金会社なども複雑にしてます)

まずは、普通の電灯電源がどうなのか？ それを踏まえて深夜電力料金になるのかどうかを考えるべきです。いきなり「深夜電力は安い」というのに飛び付くのは早計です。