日産 インフイニティQ45 のみんなの質問

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ハイキャスって何ですか???

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ハイキャス=HICASとは、簡単に言うと4WS=4 Wheels Steering=4輪操舵で、具体的に言うと後輪も或る制御則に則って操舵します。

制御則ってなんじゃ?っというと、ちょっと学問的な説明になりますが。

HICASは。
走行速度や、ハンドルの操舵角と操舵角加速度をパラメータにした『一次遅れ制御』若しくは『一次進み制御』という制御則に則り、後輪を自動で操舵します。

同時代、ホンダやトヨタ、マツダ、スバルなども4WSを市販車に装着しましたが、それらは走行速度やハンドル操舵角だけをパラメータにして『比例制御』的に後輪を切る4WSで、制御に時定数を持つHICASは『アクティブステア』と名乗っていました。(単なる比例制御は、『パッシブステア』になります。)

このHICAS特有のハンドリングはスカイラインで特に有名で、R31(初年度1985年)~R34(最終2002年)の17年間、装着され続けました。

ちなみに。
現在のスカイラインは、前輪がハンドルと機械的に接続されてなく、前輪操舵に制御が介在しています。(この操舵システムを『ステア・バイ・ワイヤ』といいます。)
R31以来現行モデルまで、スカイラインのハンドリングは『クルマ側が作り出しているキャラクター』だと言えます。

尚、HICASはHICAS-Ⅱ、スーパーHICASと制御則が進化していき、スカイライン以外だとS13シルビア、180SX、A31セフィーロ、C33ローレル、Z32フェアレディZなどにも装着されました。

HICASシリーズは、追浜の日産中央研究所に於けるハンドリング研究の代表作の一つであり、40年も前に短期間だけ採用されたという様な、『試しに作ってみた』的な装置では決してありません。

1980年代初頭、自動車の操縦安定性改善技術には①アクティブステア(含むHICAS) ②アクティブサス ③アクティブトルクコントロール(駆動力配分)・・・の『3大アクティブ』と呼ばれた研究ブームがあり、日産はスカイラインで①と③を、インフィニティ・Q45で②を実用化しました。

このうち、②はロータス考案でしたが、彼らではコストと耐久信頼性の両面で商品化出来ず、③はポルシェ考案ですが市販車としての安全性が保障出来ず、限定的な販売でした(限定生産の959に装着しただけ。)
しかし、日産は。
①は完全に日産オリジナルで、また②③は限定品ではなく、おカネさえ払えば誰もが買えた『量産品』です。
この3つの量産を成し得たのは、150年の自動車史の中で、日産だけです。

あの頃日差は、間違いなく『技術の日産』でした。

その他の回答 (3件)

  • 日産のHigh Capacity Actively Controlled Suspensionの頭文字です。
    車を自在に操りたいスポーツカーにこんなもの付けれてれもゴミでしかありません。

  • 日産の4輪操舵のシステムの事です
    40年くらい前のシステムですね

  • 日産が開発した前輪の操舵に合わせて後輪にも舵角を付けられるようにしたシステムです。
    短期間採用で終わりましたねw

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