三菱 アウトランダーPHEV 「EV走行がレベルアップ」のユーザーレビュー

たけいけた たけいけたさん

三菱 アウトランダーPHEV

グレード:P エグゼクティブパッケージ_5人乗り_4WD(2.4) 2024年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
4
デザイン
4
積載性
3
価格
3

EV走行がレベルアップ

2025.3.6

総評
23型(P 7人乗り)から25型(P Executive 5人乗り)への乗り換えです。

乗り換えには全般的には非常に満足しています。
ですが、GN0Wの発売~1回目の値上げくらいまでと比較して軽く100万円以上価格が上がったことを考えると、乗り換え前の23型(1回目の値上げをしたモデル)が装備面も含めると一番お得だった気がします。
事前勉強会?に行ったディーラー店長さんの「結構違いましたよ」という言葉を信じて勢いで発注してしまい、乗り換えた今となっても後悔はありませんが、23型にも大きな不満はなかったです。

EV航続距離の伸長はバッテリー容量の増加だけではなく、バッテリーの種類が変わったことが大きいと感じます。
23型の時と同じ充電器を使って、同じような残量から30分の急速充電で同じかそれ以上の残量(%)まで出来ているということは、受電量が増えているということですし、実際に充電が進んだ際の充電アンペア数が確実に上がっています。
※23型だと70%近くまで充電が進むと電流値が25A付近まで落ちてましたが、25型は40A前後出ています。

23型ではエアコンオフでもバッテリー航続距離は出発時からの7掛けくらいで考えておかなければなりませんでしたが、25型は極端に登りが連続するような場所でなければほぼ数値通りに走れます。
電池の変更で瞬間的な充放電力が上がっていることが、加速だけではなく回生に関しても良い影響が出ている感じです。
ただし満充電からだとしばらく回生がほとんど利かないため、しばらく(バッテリー残量80%くらいまで)は航続可能距離はあてになりません。

オプションだと約20万円という価格を考えたら当たり前かもしれませんが、Dynamic Sound Yamaha Ultimateは、純正のカーオーディオとしてはかなり素晴らしいです。
23型のBOSEはデッドニング等で少し改善できないかと思ったりしていましたが、こちらは何もしなくてもほぼ不満がありません。

残念ながらかなり高くなってしまいましたが、とても良い車です。
満足している点
・80km/h付近からの加速の力強さは明らかに良くなった。
・バッテリー変更によりエアコン(暖房)無しならカタログ値に近いくらいまで航続距離が伸びた。(残量数%からの急速充電1回で100km近く走る)
・足回りのセッティング変更で、23型よりギャップを超えた時の横方向の揺すられ感が減っていて、タイヤ変更と相まって上質感が増している。
・ハイブリッド走行時のガソリン燃費が改善した(15km/l前後→17km/l前後)
・23型のBOSEからヤマハのUltimateになって、音質がとても良くなった。
不満な点
・せっかくハイブリッド走行時の燃費が良くなったのに、ガソリンタンク容量が小さくなったので、トータルの航続距離はほぼ変わらない。
・納車当初は乗り心地とドライバビリティのどちらにも満足していたが、走行1万kmを超えたくらいから脚がヘタったような感触になってしまって悲しい。
 →低速走行時の車両のふらつき、初期ステアリングレスポンスの劣化。
・外気温が極低温時等、バッテリー温度が低い時の急速充電の効率がかなり下がること
・インフォテイメントシステムのチャチさ
・イコライザーが低音域・中音域・高音域の3種類しか調整できない(だけど、調整しなくても素人にはかなりの音質なので問題ないかも)
・ボンネットがアルミからスチールに変わって、とても重くなった
・キーが反応しない(キーを持って車内にいても見つからなくなる)症状がかなりの頻度で発生する。 
 →ユニット交換で改善し、なぜか車内Wi-Fiの速度まで同時に改善
・TCUのサービスキャンペーンに当たった(充電のタイマーを設定しているとリモートエアコンが使えない等)
・降雪時はあっという間にレーダーが使えなくなり、運転支援システムに制限が出る
 →そのうちフロントの近接センサーにも雪がついて、停車時に近接警報がずっと鳴り続け、モニターもいちいちカメラに切り替わって鬱陶しい
デザイン

4

外観は23型から大きく変わっていませんが、元々好きなデザインなので問題ありません。
ホイールのデザインは25型の方が好きです。

内装は黒基調にオレンジのアクセントといった感じから茶基調に変更されたくらいで、こちらも好き嫌いが分かれるかもしれません。
モニターにあるカメラボタンが運転席側に寄ったのは良いのですが、エアコン操作パネルにあるステアリングヒーターのボタンが助手席側のままなのは不便です。
相変わらずリヤのアームレストを使うとラゲッジが丸見えなのが好きではありません。
走行性能

5

システム出力300psオーバーと言っても、車重が2t以上あるので全く速いとは思いません。
ですが必要十分以上ですし、何よりモーターの低速トルクはのんびり走るにはとても良いです。
乗り心地

5

納車からしばらくは、乗り心地等23型に比べとても良くなったと感じていました。(試乗車も)
操安とトレードオフの部分もあるかも知れませんが、大多数の人にはこちらのセッティングの方が合っていると思います。
静粛性やハーシュネスも良くなっていますが、劇的と言うほどではないと思います。(23型でも十分満足していた)

ただし、走行1万kmを超えたあたりから、低速走行時の揺すられ感が気になってきました。
ショックがヘタったような感覚で、乗り味が少しチープになってしまった感じです。
積載性

3

車体の大きさからするとこんなものだと思います。
少し車高が上がったことも重なって、リヤゲートから大きくて重い荷物を積むのは少し面倒になった感じです。
燃費

4

電費が23型より結構良くなった気がします。
電池を満充電にすると回生が利かなくなって電費も全然良くないですが、回生が利くようになってからの電費が良くなっているです。
電池の変更による回生の効率アップが効いているんだと思います。
エンジンの方も燃費が多少なりとも上がったのは高評価です。
バッテリーの大容量化に伴ってガソリンタンク容量が減ってしまったので、長距離を無給油・無充電で走りたいことがある私にとっては残念です。

2025年4月30日追記
東京の西側から満充電スタートして、(中央道は使わず)甲州街道をひたすら走って、EV走行のみで竜王の三菱ディーラーまで辿り着けました。(走行距離は107km)
23型では大月の先(笹子トンネルへの上り坂に差し掛かったあたり)でバッテリー切れになっていたので、やはり電池容量アップ及び回生効率アップが効いているようです。
価格

3

P Executiveはオプションをちょっと付けると総額700万円近くになってしまいますので、一般人には少々高い買い物です。
リセールに関しては、23型の下取りをディーラーさんに頑張ってもらって、買い取り店の査定との差は10万円ほどで済みました。
PHEVなので純ガソリン車やハイブリッド車よりは残価率(1年落ち走行1.5万kmで70%程度?)は低いですが、昔の車はみんなこんなもんだったような...

東京都在住で自宅に太陽光発電が設置済みなのもあって、補助金が国と合わせて125万円もいただけているので、他の地域の方たちと比べると恵まれていると思います。
故障経験
25型最初期のデリバリーだからか、納車直後からリモートロックやリモートエアコンが使えない事象が発生しています。
サービスキャンペーンも発表されましたので、対応してもらうことになっています。(対応済み)

また、キーを持っていてもリモコンが使えなかったり、車内に乗り込んでも「キーが見つからない」となってパワーオンできないことや、走行後にパワーオフにしようとしても同様にパワーを切れない(パワースイッチ長押しで切れますが...)という症状が出ています。
キーをポケットの中で揺すったりすると反応したりして、意味がわかりません。(ユニット交換で解消しました)

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