三菱 アウトランダーPHEV 「PHEVの草分けだけあって新型も最高」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

塩見 智
塩見 智(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
3
走行性能
5
乗り心地
3
積載性
4
燃費
4
価格
4

PHEVの草分けだけあって新型も最高

2025.4.16

年式
2024年10月〜モデル
総評
2024年のマイナーチェンジでバッテリーを刷新。総電力量を増やしただけでなく、サプライヤーを変更(先代と同じメーカー製に戻した)して、よりPHEVに適した特性としパワーアップも果たした。
満足している点
素晴らしいのは、力強い電動パワーを前後2モーターからなる4WDシステムによって、無駄なく路面に伝えられる点。効率がよく、なおかつ走らせて楽しい。
不満な点
ほとんど思い浮かばないが、力強くラギッドな内外装のデザインおよび仕立て(主にフロントマスク)をゴチャゴチャしている、もしくはいかついと感じる人もいるかも。
デザイン

3

このたびのマイナーチェンジで、前期型に対してほとんど姿かたちが変わっていないため新鮮味は薄れてきたが、デザインが力強い動力性能を体現しているようで好ましい。
走行性能

5

S-AWCという三菱自動車が長年取り組んできた前後左右それぞれの車輪を個別にコントロールする制御技術は、トラクション性能と旋回性能という、本来相反する性能を高い次元で両立している。
乗り心地

3

特別素晴らしいというわけではないが、不満があるというわけでもない。電動車なので静粛性が高く、走行中にエンジンが始動した際の音と振動もよく抑えられている。
積載性

4

マイナーチェンジ前の上級グレードは自動的に7人乗り仕様になったため、ラゲッジスペースの天地の高さが限定的だったが、5人乗り仕様を選べるようになり、積載性能が向上した。7人乗り仕様の3列目シートはサイズ、形状ともに大人が長時間乗るには厳しい。
燃費

4

主要グレードではハイブリッド燃費が17.2km/L。EV走行可能距離が102km(いずれもWLTCモード)と文句なし。
価格

4

最上級のPエグゼクティブパッケージで659万4500円、最廉価なMでも526万3500円と500万円を超えるが、国の補助金55万円に加え、自治体の補助金(東京都なら45万円)もあるので、実質価格はグッと下がる。
塩見 智
塩見 智
自動車ジャーナリスト
1972年生まれ。岡山県出身。大学卒業後、地方紙記者、自動車雑誌編集者を経てフリーランスエディター/ライターに。ウェブサイトや雑誌に寄稿を続けてきたが、50歳を機に突如クルマ系YouTubeチャンネル「ソルトンTV」を開設。ややクセ強の新車レビューを公開中。ググってみてください。いいものだけを練馬から!日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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