三菱 ランサーエボリューション 「あゝ栄光のランサーエボリューションⅡ」のユーザーレビュー

あゝ栄光のランサーエボリューションⅡ

2021.9.19

総評

まんまランサーではあったけど、走ればこの車の凄さはよくわかる。レカロとMOMOが標準だったし、4G63の凄いトルクフルな事。また雪道でも優秀な三菱の4WDシステム(他にスバル以外の4WDは未だにイマイチと言わせていただきます)に次も三菱だなと思いました(だからパジェロミニ にしました)
手放して改めてこの車の素晴らしさを痛感しました。「また乗りたい」

満足している点

見た目大人しい初期型ランエボ(Ⅲ除く)で尚且つⅠの欠点が排除された通好みのランエボⅡ、まさに「羊の皮を被った狼」でした。

不満な点

やっぱり外観や内装はファミリーカーであるランサーと一緒(内装に至っては兄弟車のミラージュや、ステーションワゴン・バンのリベロと一緒)。でも問題の本質はここでなく、ブレーキの問題。全く持って容量不足であった。260psをフルに生かすには明らかに役不足。ホイールが4穴なので選べるホイールが少ない。結局は純正のOZクロノとエンケイターマックエボリューションしか使わなかった。

デザイン

4

ランサーではあるが、バンパーがGSR及びリベロGT専用品であったのをエボ専用にリップスポイラー装着、サイドステップ、GSRリヤスポイラーにエボ専用の下駄装着と細かい仕上げに、スポーツ感を感じます。

色褪せが酷く一度三菱ギャラン・レグナムののスーパーパールホワイトにオールペイント実施。青み掛かったキリッとしたパールでシャープな仕上がりに。

走行性能

5

走行性能はもう問題ないくらい。但し、よく曲がらない(アンダーが出る)ってのが特徴でしたが、車高調入れた時にリヤのバネが硬すぎてすぐ尻が流れてやばかったからダウンサスに戻しました。
先にも書きましたがブレーキの容量不足。

乗り心地

4

脚ガチガチに固めれば乗り心地なんて良い訳ないが、フロントのレカロがそれを補ってくれました。

積載性

4

意外と容量のあったトランクでした。思った以上に積めてびっくり。

燃費

3

燃費なんて気にしてはいけません。L=7kmでしたが、ハイオクの安かった時代なのでそんなに苦でもなかったです。(100円切った時もありました)今なら乗れないなー。(でも乗りたい)

価格

3

購入時中古で150万。知り合いにオークションでエボⅡ探してと言って半年掛かった1台。実はこの車の前のオーナーは職場の別支店の方が乗っていた車でしたが、今私はそちらに転勤になり同僚になっています。

今エボⅡの販売価格は200万程度だから仮に今売ったなら使用期間中の値落ちはほぼ0円かもね。

故障経験

1番大きかったトラブルはクラッチペダルブラケットの破損で踏んでもクラッチが切れない(半クラが限度)になって、遠征先から高速や信号少ない道だけ選択して返って来ました。クラッチレス運転を会社のリベロでやっていたので難なくできましたが、まさかここで役立つとは。
軽いのはミスファイアが2回(プラグ、プラグコード交換)、サーモ閉でのオーバーヒートが2回(ここでインタークーラーウォッシャーが役立ち噴射後一気に水温低下)、思ったよりもトラブル少なかった。