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『これ以上の車が必要なのか センチュリー、プレジデントと並ぶ、本格的な国産ショーファーであり、尚且つその生産台数が59台という極端な希少性から、私自身が』の口コミ

  • これ以上の車が必要なのか センチュリー、プレジデントと並ぶ、本格的な国産ショーファーであり、尚且つその生産台数が59台という極端な希少性から、私自身が

    総合評価:10点満点中10点

    投稿日:2010年10月3日

    投稿者:-

    乗車形式:マイカー

    メーカー・モデル:三菱 ディグニティ
    グレード:4.5(AT) (1999年式)

    総評
    これ以上の車が必要なのか
    センチュリー、プレジデントと並ぶ、本格的な国産ショーファーであり、尚且つその生産台数が59台という極端な希少性から、私自身が入手することは無いと思っていたが、偶然にも上質の個体を譲り受けることが出来た。地元どころか私の住んでいる県では登録すらされたことが無いらしく、購入後に三菱ディーラーに持ち込んだら、ちょっとした展示会になってしまった。
    一時期代替を検討したため、ディグニティでレクサスのディーラーにLSを見に行ったら、
    『申し訳ありませんが、お客様にお売りできる車がありません。トヨタ店でセンチュリーをお求めになられた方が後悔なされないと思います。』
    と断られ、トヨタ店の店長を紹介されてしまった。
    今となっては、オーナーカーとして所有する楽しみもあるが、あくまでもショーファーであり、個人的には運転をするにあたり周囲に気を使うように運転することを心がけている。ハンドルは4時40分の位置を持ち、過減速を丁寧に行い、視線移動だけで左右の安全確認をする。間違っても運転席に斜に座り、踏ん反り返って周囲を煽りまくる様な、馬鹿丸出しな運転をする車ではない。
    満足している点
    リムジングレードを除き、国産セダンの中で恐らく一番全長が長い(LS460Lよりも長い)為、その車内空間を後席の為に設定しているので、リアシートの快適性は国産車で一番といえる。センチュリーやプレジデントのリムジンのようにパーテーションがないので、想像以上に広い。
    左側後席のスーパーエクゼクティブシステムは、助手席の背凭れを抜いて足を伸ばす物では無く、助手席背面とシート下のオットマンで構成するもので、他の車ではこのような装備は無い。
    後席がメインというだけでなく、左側後席が一番という位置づけが成されており、右後席との差別化が有る事で、人をお乗せして走るという時は必ず左側にお座り頂ける。
    FFという駆動方式の為、足元に余計な出っ張りが全く無いので、頭上空間だけでなく足元の空間も恐ろしく広い。
    乗り心地は電子制御によるエアサスなので、非常によろしい。
    個体差が有るのか分からないが、ブレーキング時にどうしても揺り返しが少なからず発生してしまうが、よほど気にしなければ分からない程度である。しかしこの揺り返しを発生させないブレーキングを行えるかは、運転手の腕の見せ所であろう。
    GDIエンジンはよく五月蝿いといわれるが、そんな事は全く無い。車内はもとより車外においてもアイドリング時のタペット音等は全く聞こえない。走行中もエンジン音が車内に入ってくる事はまず無い。普段の常用回転数が低いのもあるのだろう。
    排気量の割には燃費が非常に良く、高速移動ばかりだと11km/L走った事がある。市街地走行ではやはり成績は芳しくないが、それでも7km/Lは走る。少々の事ではGDIエコランプが消えることは無い。
    トランスミッションのシフトがとても丁寧に感じられる。恐らくは大容量のトルコンでエンジンの回転数の変化を吸収していると思われるので、変速時のショックが感じられない。
    スポーツモードゲートがあるので、必要に迫られた場合は2速発進が可能であるし、エンジンブレーキをシフトダウンによって有効に発生させることが出来る。この為ショーファーであっても運転していて楽しい車である。
    フロントのエアコン操作パネルがMMCSと分離されているのは非常に有り難い。一部の車でマルチ画面でエアコン操作をする物が有るが、マルチが死んだ時にエアコンが使えずに泣いた事があるからである。
    不満な点
    日頃からこまめにメンテナンスをしているので、それなりのコストはどうしてもかかるし、その車格から部品代も高いが、こういったことを気にしていてはディグニティには乗れない。

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