ミニ MINI 「国産メーカーの企画・設計手法ではできない...」のユーザーレビュー

国産メーカーの企画・設計手法ではできない...

2008.2.8

総評

国産メーカーの企画・設計手法ではできない車であると感じる．なぜなら，機能性という観点から合理的に作られていないから。そこがこの車の最大の魅力であると思う．

満足している点

□ステアリングフィール
・ロックトゥロック2.5回転のクイックなハンドリング
・重めに設定されたパワステ
・太めのステアリング
□エンジンの中低速トルク
・１０００rpm付近でも粘る特性
□高速域（80㎞/h～）でのスタビリティ
・高速になるほどフラットになる
・ボディ剛性
・足回り（リヤはマルチリンクサス）
□ドライビングを優先したディメンション
・ドライバーの着座位置が前輪と後輪の間に配置されている．
□統一感のあるデザイン
・機能・コストよりもデザインが重視されている．
（例えば空力を重視しないフロントウインドウ，ボンネット一体ヘッドランプ）
□高いリセールバリュー
・３年後で新車販売価格の60％に達した

不満な点

■エンジンの高回転域のフィーリング
・ノイズ，振動が大きい（気持ちよくない）
・日常域の追い越し等でも絶対的な動力不足
　（エアコンをONにすると顕著）
■クライスラー製エンジン
・やはりBMWに比べてブランドイメージは劣る（エンジン名はペンタゴン）
■静粛性
・特にエンジンノイズとロードノイズが大きい
■NVHのH（ハーシュネス）
・純正OP１７AW＋ランフラットタイヤで顕著
■プレミアムガソリン指定
・その恩恵が感じられない
■ワイパーゴムがすぐ切れる（寿命約１年；使用頻度にかかわらず）
■居住性・積載性
・後部座席は緊急用の補助席（実質的に２シーター）
・荷室は狭い
※ただし下の４項目はその他の性能とトレードオフの関係にあるため大きな不満ではない．

デザイン

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走行性能

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乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

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故障経験