ミニカーのタイヤの老化について 初めて1/18京商製ミニカーを購入しました。 プラスチック製のケースに飾ろうと思うのですが、ネットで調べてみたらタイヤとケースの台がくっつくという現象

Question

があるのを知りました。

これは日光にあたらない所に置いても、くっつくのでしょうか？

補足

追加で質問です。 現在、発泡スチールの箱(上下にミニカーを挟む)に閉まっているのですが、これもタイヤをダメにしてしまうのでしょうか？ タイヤには白い薄い紙を敷いています。

Answer 1

陽があたらなくてもゴム素材とプラスチック素材の化学反応なので、ゴムが溶けたり台座が溶けたりします。但し直に飾るのも、大きなスケールのモデルほど長い間に、ゴムタイヤがその重さに耐えきれなくなって潰れてしまうと聞きますから、どんな方法も一長一短あるようです。

またミニカーはその保護のために様々な素材が使われています。よく問題に上がるのがスポンジ素材で、長い間にボディの塗膜にくっついてしまったりしました。発泡スチロールのような素材も閉ざされた空間ですとガスを発生して、塗膜を変色させたり溶かしてしまう例はありました。
大事なミニカーなので箱に入れてしまっておきたい気持ちも分かりますが、ここはやはり棚板がガラスのコレクションケースなどに納めるのが、一番の方法なのかなと思います。

これまでこうした現象の発生する事例が多く挙げられましたから、以前に比べたら材質などの改善は行われてきたと聞いていますが、長い年月が経ってはじめて現象が現れる訳ですし、メーカーごとその状況は違うでしょうから何とも言えませんね。
ただあまり心配し過ぎても仕方ないので、そこそこにしておいた方がいいと思います。

Answer 2

タイヤがくっつく現象に日光は一切関係ありません。消しゴムがプラスチック筆箱やトレイを溶かしてしまったりするのと同じような現象です。
タイヤに含まれる成分が台座を溶かしてしまうようです。くっついてしまった場合マイナスドライバー等でバリっと剥がせばミニカー本体は無傷な場合が多いです(サスペンションやホイールを壊してしまう恐れあり)。
これを防ぐには、車体の下に何かを挟んで、タイヤを浮かせる、または浮くか浮かないかでほぼ荷重がかからない状態にすると張り付きは防げます(ミニカーによっては1ミリほど浮かせても台座を溶かしてしまう場合もありますが)。
発泡スチロールもタイヤが張り付いてしまったりすることがあります。また、ボディ等の塗装面にも張り付いて跡が残っているのも見かけたことがあります。この現象は紙やメガネ拭きのようなクロスを挟めば防げます。紙が無い商品の場合は、買ったらすぐにティッシュペーパーでも敷くようにすると良いです。