最近のヤクザってセダンの高級車とか今は乗らないんですか？

Question

最近あった山口組の盃事の映像観たんですが、駐車されてる複数台の車が殆どアルファードやベルファイアの様なミニバンでした。SUVが一台あったくらいです。
前はベンツ Sクラスやセンチュリーなんかの高級セダン多かった気がするんですが、なんか理由があるんですかね？

Answer 1

＞最近のヤクザってセダンの高級車とか今は乗らないんですか？
暴対法が出来たころら、中型の国産セダンに乗り換えるヤクザが増えてきているから、”最近”ってワケでもないんだけど・・・

2000年代に入ったころにはプリウスに乗るヤクザも出てきたけど、別に”エコに目覚めた”わけじゃなく、全国規模の山一抗争などを経て「これ見よがしな高級車は、警察や抗争相手に狙ってくれというようなモノ」との認識になって、目立たない車に乗り出した。

その中でワンボックスに乗ってみたら、結構乗りやすい・・・特に、幹部クラスになると”腰の弱ったお年寄り”も多いから、車内の広さや乗り降りのし易さが気に入られて、”大きくて押し出しの強い”アルファードが人気車種となった模様。

入手ルートは、”蛇の道は蛇”というか、主だった組織には車屋などの企業舎弟がいて、それらを通じて（表面上は）合法的に手続している（自分の組織になくても、融通しあう仕組みがある）らしい。

質問者からのお礼コメント

皆さんありがとうございます。
大変参考になりました、有り難う御座いました。

Answer 2

セダンに乗って、道でミニバンやSUVに並ばれると上から見下ろされるのが嫌なんでしょう。
センチュリーSUVは新しいしまだ台数が出てないからヤクザが気軽に買えないし、一応ミニバンジャンルの最高級車はアルファードかLMだからそれを買うんじゃないの

Answer 3

1.暴力団排除条例・暴対法の強化
1990年代以降、「暴力団対策法（暴対法）」や「暴力団排除条例（暴排条例）」が全国で施行され、暴力団の活動が大きく制限されました。
高級車に乗ると目立ちやすく、警察や社会からの監視対象になりやすいため、目立たない車を選ぶ傾向が強まっています。

2. 収入の減少とコスパ重視の時代
取り締まりの強化により、暴力団の「シノギ（収入源）」が減少。
昔はベンツSクラスなどに乗っていた幹部も、現在はトヨタのカローラやプリウスなど、燃費が良くて安価な車に乗るようになっています。

3. 車庫法・名義問題
「車庫法」により、ヤクザは車検証の名義人や使用者として登録できないケースが多く、正規に高級車を所有するのが難しくなっています。
高級車を購入すると税務署に目をつけられ、脱税や収入の不一致が発覚するリスクもあるため、控えるようになっています。

4. 目立たないことが安全につながる
昔は「見せるための車（ステータスシンボル）」としてベンツやキャデラックが好まれていましたが、現在は敵対組織や警察から目をつけられないよう、目立たない車種（アルファード、プリウスなど）を選ぶ傾向があります。

5. 人手不足と高齢化
組織の人員が減少し、若い構成員が少なくなっているため、運転手をつける余裕がなくなり、自分で運転する必要が出てきたことも影響しています。

Answer 4

抗争・分裂・弱体化。。したとは言え、ヤクザ界隈に舞い込んでくるお金は相も変わらず、高水準です。

「ヤクザ産業」と言う表現のされ方もある通り、その形を市場と捉えるなら、現代においても正確に全貌が把握されておらず、日本国内外で6～10兆円規模だと推測されています。

会そのものの運営費や、会の中心人物、直系の組には集中して充分に潤っておりますので、「お金がないから」と言う理由からは除外されます。
(※ただし、2次団体以下の組長や組員はその限りではありません)

と、なれば理由は単純で、

・使い勝手が良い
・高齢者の乗り降りに快適
(大きい会派・老舗看板の会派になればなるほど、お偉方の大半は高齢者のため)
・若者でもハイクラス車両に乗りやすい環境や条件の多角化が広まった為、それらの車に紛れて悪目立ちしにくい

などの理由が挙げられます。

また、ヤクザは表立って自動車を手に入れることは非常に困難です。
と、なれば、裏ルートに流れてきやすい(盗難車や違法取得など)車種をそのまま乗っている形にも見て取れます。

ヤクザは「顔と名前(名刺)と金バッジ(看板)」で生計を立てています。
故に「ナメられたら終わり」と言う風潮は未だに残っています。
従って、下部団体の組長や組員らは、「格」を求めます。伴い、乗りこなす自動車にも相応のものを求めたがるものです。

一方で。
既に顔と名前が界隈で知れ渡り、必要以上に見栄を張らなくても良くなった立ち位置の人達は、逆に「目立つのを嫌う傾向にあります」。
目立って下手を打つより、ある程度築いた現状の水準を守る立ち位置になる為です。

アルファードやヴェルファイアなどは、警察車両にも用いられています。
カモフラージュの意味合いもあるかもしれません。

Answer 5

裏社会の方も車の購入や維持費が大変な時代なんじゃないですか？

Answer 6

むしろ、最近の極道はアルヴェルには乗らなくなっている。
恥ずかしいのを覚えたんだろう。

Answer 7

自分が会合で30台ほど集まっている光景を見た時はホボ黒塗りのアルヴェルでした。親分だけ黒塗りのベンツGLC(内装が白の本革)だったのが印象的です。

Answer 8

最近は型落ちのクラウンに乗ってるのをよく見かけます。
相変わらず、恐喝と揺すりなどして金銭を巻き上げてるのをよく見ます。

Answer 9

まず直接ディーラーに行っても売ってもらえないです。
昔ならお金さえ払えば買えた時代ではなくなりました。
そもそも昔ほどの収入も無いと思うし車にお金をかけてる場合ではないでしょうね。
ミニバンは流行りでしょう。

Answer 10

反社が良い車に乗らなくなった背景に防犯カメラ、渋滞情報カメラの精度が上がり、至る所に設置された事も要因かと。
犯罪を犯して逃げる際に販売台数が多い車に乗る事で雲隠れし易いのかと思います。
逃走中にロールスロイスやベントレー、ベンツSクラスなので逃走したら、すぐに居場所や通過した道の特定がし易いからだと思っています。

Answer 11

お金無いので古い軽自動車の場合もある。