メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン 「一人乗車ではシャシーが本領発揮しない」のユーザーレビュー

フランス車党 フランス車党さん

メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン

グレード:E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルド_RHD(AT_3.2) 2007年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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一人乗車ではシャシーが本領発揮しない

2018.3.21

総評
もう所有して10年を越えました。長く所有していると、最初気になっていたところが気にならなくなったり、たいして気にならなかったところが気になってきたりするものです。おそらく一介のユーザーのレビューに期待されるとしたら後者ではないでしょうか。

その点で言うと、何と言っても一人乗車でシャシー性能が発揮しきれないことです。別に問題があるわけではないのですが、3人以上乗った時のシャシーの落ち着き具合を知ってしまうと、一人で乗っている時もそれが味わえたらと思ってしまうのです。

最悪なのは一人乗車でリヤシートを畳んだ時です。決定的にリヤ荷重が不足するのか、ハンドリングというより車全体の振動感、つまり乗り心地まで悪化します。例えば乗車一人でリアシートをたたんでそこにロードバイク一台積むなどというのは最もこの車の性能をスポイルさせる使い方です。そういう用途であればこの車はおすすめしません。また、今のEクラスワゴンもそういう傾向は変わっていないのではないかと思います。

あとこの211まではグロープラグの暖気が必要とされています。エンジン始動時はグローランプが消えるまでセルを回さないでください。グロープラグがダメになるケースが多いようなので、せてめてこれぐらいはちゃんと守りましょう。オーナーズマニュアルにも書かれていることです。
満足している点
なんのストレスも感じないほど力強く、ささいなことで燃費が変化しない安定したディーゼルユニットには100%満足しています。それと癒し系のシャーシと乗り味。FRだけど強い横風でもビクともしない直進安定性。(アウディは四駆のくせに簡単に横風に煽られる) 荷物を200kgオーバー積んでも普通に走れてしまうヘビーデューティーな性能。
不満な点
一人乗車では軽すぎるのかとにかくシャシーが落ち着かない。最低でも大人三人ぐらい乗ったあたりからクルマが落ち着いてきてハンドリングの本領が発揮される。一人乗車が多ければお勧めしません。それと最低地上高が小さくて砂利道ですぐ腹を打ってしまうのでできるだけ入りたくない。(アヴァンギャルド仕様)
デザイン

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走行性能

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長く所有しているうちに気にならなくなってしまった点として、「あまり言うこと聞かないハンドリング」があります。細かくハンドルを操作して思い描く通りのラインにクルマを入れようとしてもあまりうまくいかないのです。なので、「だいたいこの辺」と大きく捉えてあまりチョコマカとハンドルをいじらない運転の仕方をするとうまくいきます。むしろ慣れるとそれはそれでラクになってきます。

この特性をして「直進安定性が悪い」とする評もありましたが、私はそうは思いません。例えば強い横風にもびくともしないのです。これに対して四駆のはずのアウディA6は最初びっくりしたほど横風に煽られました。もちろん危険なほどではなかったですが、果たしてどちらが直進安定性が優れているかというのは、何をもって直進安定性と定義するかによります。ベンツはとにかく外乱に影響されないのを良しと考えているのは間違いなさそうです。それは例えばエコ運転を心がけても漫然運転をしてもたいして燃費が変わらないという特性にも現れていると思います。とにかく「一定であること」を好むのです。

ちなみにそういう鈍いハンドリングは、ESPをオフにするとかなり改善されます。元々のこの車の「素」のハンドリングが味わえますので、一度は安全なところでやってみるのをお勧めします。別に飛ばす必要はありません。カーブの多い道を普通に走ってみてください。
乗り心地

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W212以降、まるで「ミニSクラス」であるかのようなインプレが増えましたが、この211まではまだ実用車的な乗り味ではないかと思います。そんなにわかりやすく良い乗り心地だとは思えませんが、長距離乗ってなぜか疲れないような、そんな癒し力のある乗り心地ではあります。次もやっぱりベンツにしたいと思わせられるだけの魅力がある乗り心地です。
積載性

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これに関しては完全にヘビーデューティーです。既述の通り生木を200kgオーバー積んでも割と普通に走れてしまいました。Eクラスワゴンはメカサスモデルでもリヤだけはエアスプリング仕様となるのですが、それもかなりヘビーデューティー寄りにセッティングしてあるようです。トランクのカーペットもああ見えてかなり丈夫です。

ただしステーションワゴンゆえ室内高はあまり大きくないです。積載性を第一に考えるならサンルーフは無い方がいいです。私は自転車を積む時に割とストレスに感じています。
燃費

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だいたい高速で13km/l台です。街乗り、チョイ乗りの類はあまりしないのでわかりませんが、エアコン入れて都内の下道走って一番悪い時で8km/l台後半です。中途半端なエコ運転をしてもたいして数値は変わりませんので、逆に神経質にならずに走れます。

そういえば国産しか乗ったことがない友人に、「距離重ねると燃費落ちるでしょ?」と言われましたが、まったくそのようなことはありません。
価格

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故障経験
現在4.5万kmぐらいですが、スロットルバルブ関連の故障が一回と、ステアリングセンサーの故障が一回です。前者は、このディーゼルはスロットルバブルを使うタイプなのかと勉強になりました。(通常ディーゼルにスロットルバルブは不要。ただ騒音対策やエンジンブレーキ対策で敢えてスロットルバルブを設ける場合があるらしい) 後者に関しては10万近くして、あとで調べたらハンドルの脱着だけで治る可能性もあったとのこと。ちょっと凹みました。

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