2026年7月
■2026年7月
メルセデス・ベンツ日本は、4ドアクーペ「CLA」の新型を2026年7月9日に発売した。
3代目となる新型「CLA」は、ドライブトレインやトランスミッション、プラットフォーム、サスペンション、 デジタル体験まで、すべてを刷新。最新のプラットフォーム 「MMA(メルセデス・ベンツ モジュラーアーキテクチャー)や、同年6月に発表された改良型「Sクラス」に続き、メルセデス・ベンツが自社開発した「MB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーティングシステム)」を採用した。最新の第4世代MBUXやGoogleの地図データ・交通情報と、メルセデス・ベンツ独自のUI/UX および車両制御を統合したMBUXナビゲーション、複数の生成AIをひとつに統合したMBUXバーチャルアシスタントなど、機能面においても大幅に向上したという。さらに、運転支援機能を含む主要な車両ソフトウエアは、OTA(無線通信)により継続的にアップデートが可能となっている。
ボディサイズは全長4725mm×全幅1835mm×全高1470mm、ホイールベース2790mm。従来モデルに比べて、全長と全高が40mm、全幅は5mm、ホイールベースでは60mm大きくなっている。まずは「CLA180」と「CLA220」が導入され、パワートレーンは、「CLA180」が最高出力100kW(136PS)、最大トルク200Nm、「CLA220」は最高出力140kW(190PS)、最大トルク300Nmを発生する1.5リッター直4ガソリンターボエンジンを搭載。いずれも電動モーターと8速DCTを組み合わせるハイブリッド(HEV)となる。燃焼方式にはミラーサイクルを採用し、吸気バルブを早めに閉じることでスロットル損失を低減するとともに、12:1の高圧縮比を実現したと紹介されている。
エクステリアでは、「デザイン思想である“Sensual Purity(センシュアルピュリティー)”を電動化とデジタル時代にふさわしく進化させた」という流麗なデザインを採用。クローム仕上げのスターパターンを用いたイルミネーテッドラジエーターグリルを備え、ヘッドライトおよびリアコンビネーションランプには、スリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーを採用している。また、フレームレスドアやシームレスドアハンドル、新デザインの18インチホイールなども装備した。
インテリアでは、立体的に造形されたドアセンターパネルや前方に伸びるセンターコンソールに、いずれも浮遊感のあるフローティングデザインを採用。また、新しいマルチファンクションステアリングを備え、左右のスイッチパネルは静電容量式とし、ステアリング表面にシームレスに統合することで、操作性の向上を図っている。さらに、大型パノラミックルーフも標準で装備。オプション設定のMBUXスーパースクリーンは、大きなガラス面の下にディスプレイを一体的に配置している。
シャシー面では、フロントには新開発の3リンク式アクスル、リアはメルセデス・ベンツの中・上級クラスのモデルで培われてきたマルチリンク式アクスルを装備した。ステアリングナックルに鋳造アルミニウムを採用するなど、軽量化に加えて高いキャンバー剛性を重視して設計することで、良好なステアリング応答性と低ノイズ化を狙う。
安全装備については、運転や駐車の支援システムの総称「MB.DRIVE」と呼ばれる新世代の安全運転支援機能を搭載。8つのカメラと5基のレーダー、12個の超音波センサーに加えて、高性能コンピューターで構成され、車両周囲の状況を把握し、運転および駐車支援機能をサポートする。
ボディカラーは、新色のアクアミント(ソリッド)、ジェットブラック(ソリッド)、 クリアブルー(メタリック)、「CLA」では初設定となるMANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)の4色を含む全8色を設定した。
あわせて、新型導入を記念した日本限定の特別仕様車「CLA180 ローンチエディション」も発売された。通常モデルには設定のない、ゴールドアクセントをあしらった専用19インチAMGアルミホイールに加え、AMGラインプラス、ナイトパッケージなどを備えている。さらに、通常はオプション設定となるMBUXスーパー スクリーンやマルチビームLEDヘッドライトなどを標準で装備した。発売台数は350台限定。
同年7月29日には電気自動車(EV)の「CLA with EQテクノロジー」の予約注文の受け付けを開始した。
グレード構成は、WLTCモードでの一充電走行距離が525kmの「CLA200 with EQテクノロジー」と、同771kmの「CLA250+ with EQテクノロジー」の2種類となる。