メルセデス・ベンツ W203 C200 です。ラジエターのATFホース取り付け部からのATF漏れが発覚しました。純正ラジエターは高額なので、社外品を活用しようと考えています。

Question

純正中古は新品５万キロで漏れる現状なので考えていません（ラジエター液の漏れはチェックしているようですがATFは？？？なので）。
実際に交換された方等意見をお伺いしたいのですが？
数台外車に乗り、いままで大きなトラブルはなかったので、ベンツを甘く見ていました。
それくらい払えない奴が乗るなは無しで。

Answer 1

社外品も寸法など指定して作ってくれる所もありますが、今回の症状なら私は溶接盛って修理で直して使い続けますね。

ラヂエター部も水中で加圧試験で漏れ確認してくれますし、弱そうな部分は手を入れてくれたりと、純正そのままより強くなることもよくありますので。

質問者さんが気なさっている費用も一番安いと思います。



しかし外車は何で水・オイル周りが弱いんでしょうね。
北米でも日本より過酷な所なんかいくらでも有りそうですけど････

質問者からのお礼コメント

詳しいアドバイスありがとうございます。
派手過ぎず、塊感が好きなのですが、考えます。

Answer 2

Ｗ２０３．．．ラジエターからＡＴＦ漏れ．．．

そのＷ２０３/Ｃ２００は最近購入した中古車でしょうか？
ラジエター部でのＡＴＦ水冷に関する不具合は意外と多く存在していて．．．
その殆どは腐食等によってピンホールが開いてしまい、エンジン水冷側から
冷却水がＡＴＦに混入．．．という事例で．．．
＊この不具合はフランスの部品メーカー「バレオ」社製に集中する事案
＊ですので、このメーカー製のラジエターを使う車両では「よくある不具合」

ラジエター部へのＡＴＦ接続部は『フレア継ぎ手』です。
本来の『規定通りの、適切な締め付けシルク管理下での取り付け』ならば
この部分からの漏れは「ほぼ皆無」の筈です．．．
ラジエター交換履歴の有る車両でしょうか？
ならば「部品側」の不良よりは「取り付け作業時のミス/不手際」が原因かと。
その部分の接続は「漏らさない為のフレア形状継ぎ手」を採用しています．．．
締め付けトルクが不足していると滲み～漏れに、トルク過大だと割れて漏れる。
フレア継ぎ手は経年劣化で漏れる事は無いです（取り付けが適切ならば）
．．．接続部からの滲み～漏れ、では無くて、溶接部等からの滲み～漏れなら
純正でも社外品でも同様になる可能性も．．．

．．．場所的には「樹脂製のサイドタンク部にある接続部」ですかね？．．．
ＤＩＹ系自動車雑誌「オートメカニック」の２０１１年２月号の巻末カラー特集で
樹脂製サイドタンクの亀裂（による水漏れ）を２液混合エポキシ樹脂接着剤で
修理した事例が掲載されています（グラスファイバーマットによる補強もプラス）
純正にしろ社外品にしろ新品部品への交換程の寿命と信頼性は無いにしても
その様な修理対応も場所や症状によっては可能．．．

社外品のラジエター．．．
最低でも『優良互換部品』と“明記”の有る部品．．．
『Ｖａｌｅｏ（仏/バレオ）製』や『ＢＥＨＲ（独逸/ＢＭＷの部品メーカー）製』辺りの
流通が多く、入手し易いと思いますが．．．
Ｖａｌｅｏ社製は前述した様にトラブルが起き易い傾向が見られる．．．
（それでもＷ２０２/２０３/２１０の頃まで、近年のモデルでの話しは少ない？）
半面でＢＥＨＲはドイツの部品メーカーではあるが、中国にも大規模な生産拠点
を持っていて、安い社外部品は中国生産品の場合も．．．
同時にそれは大陸製の偽物の可能性も．．．相場より安すぎる場合は要注意！
．．．
純正品と社外品と、では．．．
●社外品の場合、ＡＴＦ冷却接続部の無いＭＴ用が存在している場合も有り。
特に北米経由での入手の場合にはその点の確認はしっかりと．．．
●社外品はコア段数が違う品も。多い分には良いが少ないと．．．
自分で社外部品を用意する場合には適合確認を！
ネットで、自分で安い社外品を取り寄せたら．．．使えなかった！なんて話は
結構多いですから．．．最近は社外部品の偽物も多く出回ってますし（ネットで）
また、全てでは有りませんが、安い分だけ作りが荒い所が目立つ品も．．．

樹脂製サイドタンク部の接続部品の根元辺りがガタついて漏れている．．．
そんな場合には接続ホース側が想定以上に振れている、なんて場合も想定を。
エンジンやミッションのマウント劣化で振動が増えて接続部に負担を掛ける
そして接続部が損傷して滲みや漏れを引き起こす場合も．．．
「漏れた原因」が「製品不良、経年劣化、取り付け不良」以外にあるのならば
それを排除しないと新品ラジエターを再び壊してしまう事にも．．．

社外部品の活用自体は新車保証が終わった輸入車には多く．．．
ラジエターも社外部品の活用は多いので「確かな製品」を「確かな技術」で
交換するのならば良いのではないでしょうか．．．
冷却関係ではウォーターポンプ等は純正部品の方が良いらしいですが．．．