メルセデスベンツオーナーの醍醐味を聞かせてください。

Answer 1

以前は国産車を何台か乗り継いできており、その中には高級車の部類に入り海外でレクサスとして販売されたモデルもありました。

これで一番の不満点だったのが、シャーシ剛性の低さ。
新車の頃は良いのですが、5年目当たりから目に見えるようにボディのキシミが目立つようになってきて、段差などでねじれるのが判るようになります。

「ダイムラー・ベンツ」の設計ポリシーは、設立当初から変わらず「シャーシはエンジンより速く」というものです。
このため、全てのモデルに大パワーエンジンを積んだAMGモデルがラインナップ(新型AクラスにもA25 AMGが存在)されます。これは、安いモデルでも基本設計がしっかりできていないとできないことなのです。

最近、スバルがインプレッサのEU仕様に300馬力オーバーのSTIを設定しようとしましたが、いくら補強しても高速域でシャーシの震えが止められないということでボツになっています。日本の速度域であれば、問題とならない部分です。

1991年のレクサスショック後、1990年代後半以降のモデルではベンツもコストダウンが激しいですが、このシャーシだけは譲れない部分のようです。

中古で買っても6～7年目くらいで金がかかるからと新しいのに乗り換えてしまう人もいますが、そこからがベンツの真価を発揮するオイシイ時期なのにな…とも思います。交換部品が多くなり金はかかるようにはなりますが、1000万円近い新車を買うことを考えたら安い。

従来の日本車は長くても5～6年で乗り換えていましたが、10年オーバーで所有したのは初めてです。ダイムラーがオーナー表彰制度をやっているのも、古い個体が多く残る一因でしょうね。
日本車だと15年くらいで部品が出てこなくなりますが、EU車はそういうこともありません。

また、古くなったら古くなったでノスタルジーを感じるのもBMWなども含めたEU車のデザインの特徴でもあります。古い欧州車ってみんな味がありますよね、対して古い日本車は一部を除いてただ古いだけ。

でも、ブログの方でなくてなぜこっちへ投稿？(笑)

Answer 2

こんにちは、ちょっと立ち寄らせていただきます。私は現在、95年式Ｓ124(Ｗ124ワゴン)Ｅ320に乗っています。ご指名の回答者様のおっしゃる通りです。私の車も今年の暮れに17才になります。今まで国産前メーカー、欧州車はメルセデスとＢＭＷを４車種乗ってきました。私の車人生はもう知らないかたの方が多いと思いますが、かの名車といわれたいすゞ117クーペからスタートしました。父が車好きと言うこともあり幼少から車が大好きで、ひまを見ては車のデザイン画を書いている子どもでした。そんな私ですから、どうしても少し変わった車(特徴のある)が好きでした。日本の車も夢のある車が昔は多数ありましたが、残念ながら今は少なく感じます。若者の車離れの一因でもあるのでしょうか？まあ、それは欧州車も同じで今はコストが最優先されている感が否めません。その点、80～90年代のドイツ車は本当に品質が高いです。また、各社それぞれの設計思想が色濃く出ていてとても面白いです。今乗っているメルセデスも年なりに維持費はかかりますが、消耗品さえ交換すれば本当にシャキッとします。この感覚は現代の車にはなくなってしまったと感じる今日この頃です。今年から再生五ヶ年計画を始めました。年平均30万円かけて整備をしていきます。都合150万円。でも、この金額でこの車はもう新車では手に入りません。ある意味でお買い得な考え方だと思うのは私だけでしょうか？ネット等でお調べいただけれは124の細部に渡る拘りがよくわかります。是非、ご質問者様も一度はこの時代の独車にお乗りになってみたらいかがでしょうか？おすすめします。ただし、専門店での購入は必須です。