マツダ ベリーサ 「隠れた名車です。 ・自身の車ではないですが、代車として一ヶ月ほど乗りました。 ・この車のベースはデミオですが、私は以前デミオ1.5Ｌカジュアルを所有し」のユーザーレビュー

隠れた名車です。 ・自身の車ではないですが、代車として一ヶ月ほど乗りました。 ・この車のベースはデミオですが、私は以前デミオ1.5Ｌカジュアルを所有し

2008.1.20

総評

隠れた名車です。
・自身の車ではないですが、代車として一ヶ月ほど乗りました。
・この車のベースはデミオですが、私は以前デミオ1.5Ｌカジュアルを所有していたので
　デミオの時と比較しながら乗ってみると、進化の具合が良く分かります。
・外観から女の子向けのファッションカーに思われがちですが、車としての実力はデミオ譲りで
　なかなかのものです。
・ベースのデミオが大きく方向転換するＦＭＣを果たした今、この車はどのような方向へ進化し
　てゆくのか気になる存在です。

満足している点

①静粛性
　ロードノイズはデミオの最大の欠点でした。しかし、このベリーサはいかなる場面でも車内の
　静かさを保ちます。厚みを増やしたガラスやドアのシールを二重にした効果らしいです。
②改善された４ＡＴ
　デミオでは、かなり不満を持った４ＡＴでしたがベリーサでは同じ４ＡＴながらギア比の変更
　によりパワーの繋がりが良くなりました。これなら４ＡＴでもＯＫと思わせるレベルです。
　※無論、５ＡＴやＣＶＴのほうが良い事に変わりは無いですが。
③デミオ譲りの走行性能
　相変わらず元気のいいエンジンは上まで軽快に吹け上がります。気のせいかもしれませんが、
　3,000～4,000rpm付近のトルクが増しているように感じられました。
　ハンドリングもクイックでシャープ。ワインディングを楽しめる実力を備えています。
④デミオ譲りの居住性・積載性
　若干違いもあります。残念なのはリアシートスライド＆リクライニングの廃止。フロントシート
　サイズが大型化された為、フラット化できなくなった事。
　荷室の拡大もリアの背もたれを倒すだけに。但し、段差を埋めるボードがついただけの話で、
　上下方向の余裕が減りました。
⑤コンフォート系へ変更された乗り心地
　足回りのセッティングはややソフトな方向へ。私自身は固めのほうが好みですが、これはこれ
　で車の性格には合っています。

不満な点

①子供騙しな内装
　内装のクオリティはこの車の売りだったと思うのですが、私が見る限り質感が高いとは感じ
　られませんでした。センスが古臭く、昭和の家具みたいな質感です。
　普通に車の内装としてのクオリティ感を演出して頂きたいです。
②こもったエンジン音
　静粛性への配慮の結果なのか、ボォーッとこもった音になり気持ち良さはなくなりました。
③どこかハッキリしない立ち位置
　女性に好まれるプレミアムコンパクトというのがメーカーの狙いなのでしょうが、回転を上げ
　たがるやんちゃなエンジンやクイックなハンドリングなどはむしろホットハッチ的なそれに近
　いです。
　どうせなら２L＋５ＡＴを設定して豊かなトルクでまったり走る車にしたほうが個性は明確に
　なりそうに思うのですが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験