RX-8について質問です。吸気にVFADというものがありますが、これを外した場合に何が変化するのでしょうか？ 排気音や吸入温度が変わるのでしょうか？ メリットやデメリットを教えて頂きたいです。

Answer 1

以前RE雨宮の人に直接聞いたことがあります。
結論から言うと、外すデメリットは特にありません。
VFADのキモはエアクリ前に長い吸気路をつくって低速低回転、というかアイドリング時ですか
走行中の吸気負圧を保持することで流入する空気の流れを慣性で維持しようというところにあります
ついでのオマケの効果として、パイプが吸気音を小さくする(これでVFADのことをレゾネーターと呼んでる場合もある)のと、一応はインテークの入り口がエンジンルームの外にあるので多少の吸気温度低減効果もあるでしょう。
高回転時は正面の弁が開いて最短経路で走行風を直接取り込めるようになるので言うほど邪魔にはなりません。
マツダの人たちが検証を重ねて燃費改善に効果ありと判断したから載せたのだと判断していますが…
問題はクーリングボンネットつけてない車とか昨今の異常に暑い夏場とかです
ご存じの通りロータリーは小さいくせに滅茶苦茶エンジンルームをあっためてくれます
あまりに熱いのでそれがVFADのパイプにも伝わって吸気温度がアチアチになったまま冷えないなんて現象が起こったりします
私の8の場合純正ボンネットで昨年は吸気温度が70度超えて安定してたり平然としてました
ちなみに、VFADの正面の弁はソレノイドを切った自然状態では開になりますので、効果をキャンセルするのは簡単で、エアフロセンサーからつながってる緑のカプラを外せばOKです
RE雨宮のデモカーはパイプありでTC2000を1m5s台だったそうです
あのパイプ自体がそこそこな重量ありそうなので、ソレノイドやら負圧の系統ごと外したらまあまあ効きそうな軽量化だと思います
ただし、アレを外してエンジンルーム内でキノコで吸気とかするのはちょっと論外です
エンジンルームの熱気をモロに吸うハメになるので、やるならショップのラムエアインテーク、できれば断熱のしっかりしたものを選ぶといいと思います
私はお金ないので純正エアクリボックスに断熱材を貼りまくり終了しました
安く吸気温度下げれるのでおすすめです